6/30病院整備構想案(8案)が発表になりました。

報告が遅くなり、申し訳ありません。6/30に市より病院整備構想案が発表になり、同日午後1時30分から病院建設特別検討委員会が開かれました。

この日の10時に構想案の資料が配られ、3時間後にはその委員会の開催ということで、本当にあわただしい一日となりました。

さて、本題の構想案ですが、上本郷の病院(急性期病院613床)、高塚新田の病院(慢性期中心の病院198床)両市立病院のダブル建替え案です。基本的に、急性期病院を超急性期病院にして、平均入院日数を14日から10日程度に、慢性期(療養型医療)の高塚新田病院を日常支援病院にするというものです。日常支援病院というのは、たぶん一般的な定義はないと思いますが、現在の高塚新田の病院機能に、亜急性期(発症後15-60日)と回復リハビリ、緩和ケア、一般外来の機能を加えた病院、日常的にかかれる病院ということらしいです。いずれにしろ、現在の高塚の病院機能をより充実させるとのことです。

病院の建設候補地は5か所で、上本郷、高塚新田、運動公園、千駄堀、紙敷でそれぞれ超急性期と日常支援病院との組み合わせで計8案です。

詳細を概算事業費をいれて以下に記します。
(超急性期病院は超急 日常支援病院は日常 に略します)
構想1:運動公園、高塚新田案 計262億円
運動公園に超急を600床建設(205億円)高塚を日常200床で建替え(57億円)
構想2:千駄堀、高塚新田案 計258億円
千駄堀に超急を600床建設(201億円) 高塚を日常200床で建替え(57億円)
構想3:千駄堀、上本郷案 計232億円
千駄堀に超急を600床建設(201億円) 上本郷を日常200床で改修(31億円)
構想4:紙敷、高塚新田案 計253億円
紙敷に超急を600床建設(196億円) 高塚を200床で建替え(57億円)
構想5:高塚新田、上本郷案 計188億円
高塚を超急で600床建替え(157億円) 上本郷を日常200床で改修(31億円)
構想6:上本郷、高塚新田案 計147億円マニフェスト案)
高塚に仮超急250床建設 上本郷の一部機能を移転(69億円)
上本郷1号館(300床)を150床で建替え、2-5号館を改修(77.5億円)
高塚に移転していた一部機能を上本郷に、空いた高塚250床を日常として開院
構想7:高塚新田、上本郷案 計152億円
超急を高塚に450床建設(122億円) 日常200床で上本郷を改修(31億円)
構想8:千駄堀、上本郷案 計196億円
千駄堀に超急450床建設(165億円) 上本郷を日常200床で改修(31億円)

以上、8案です。
会派市民力としては、これまで主張していたとうり、一番安価な「構想6」でいきたいと
考えています。しかし、詳細をまだ、市から聞いていませんので、8案すべて可能なのか
どうかはまだ判りません。これから、委員会で明らかになっていくと思います。

それと、私の掲げていた主張、現地1号館建替え(150床)2-5号館を引き続き改修し使用 総額74億円としていましたが、構想6において、その部分で77.5億円となってしまいました。現時点ではありますが、オーバーする結果となってしまいました。心よりお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。