9月議会 終了!! 市立病院建替え問題の行方は!!

 昨日27日、約1カ月にわたり行われました9月議会が閉会となりました。

今議会の内容についての詳細は「市民力通信VOL4」で見て頂けたらと思います。
現在、鋭意作成中です。ご期待下さい。

又、市政報告会を下記のように開く予定です。
10月23日(日)10時から12時 明市民センター(原ゆうじ単独)
10月29日(土)10時30分から12時 馬橋市民センター(山中議員ジョイント)
11月13日(日)15時30分から17時 古ヶ崎市民センター(会派合同)
11月19日(土)10時30分から12時 八ヶ崎市民センター(山中議員ジョイント)

是非、お時間のある方、来て頂けたら幸いです。

さて、注目の市立病院建替え問題ですが、26日病院建設特別委員会が議員のみ参加の協議会の形で開催されました。
議題は27日議会最終日に予定されている「委員長報告」についてでした。
9月議会で病院建替え問題で何らかの進展、方向性を見出さなくてはならないと各委員が思い勢力的に討議いたしました。
結果は新聞報道であったように千駄堀案である構想3は「解決すべき課題は多いが尊重する」とのことにとどまりました。

なぜ、このようになってきたのか、マニフェストはどうなったのか簡単に説明したいと思います。

6月30日の新病院構想8案の発表以来、3回ほど委員会審議がありましたが、マニフェスト案である構想6については進展が見られず、審議は難航していました。また、委員長からは市推奨の6,7案は取り下げるべきと市長は迫られていました。

そのような状況下、忘れもしません、9月9日の委員会において、わたしと市長とで激しいやり取りがありました。
それは執行部から「千駄堀に急性期病院を建設する構想3を市推奨の案としたい」との話があったからです。
その時のおもなやり取りは以下のとうりです。

私から市長に対しマニフェスト案である構想6案について、「いつ、1から5案で絞り込まれた案と比較するのか?」の問いに対し、「それは議会側で決めること。」の答え、
また、「1から5案のなかで委員会が決めた場合、市長はどうするのか?」については「決めた場合、それに従う」との事。

おおよそ、10分程度のやり取りだったと思いますが、現地建替えを含むマニフェスト案を事実上、断念したのだとの想いから、体の力がぬけ、重い脱力感でいっぱいだったのを思い出します。

委員会の後、市長と会い、話をさせていただきました。

詳しくは書けませんが、市長からは理由の説明がありました。
納得できることはなかなかできませんでしたが、地震により待ったなしの早急の建設が必要なこと。そして、現地450床建替え(構想6案)では医療スタッフの合意が得られない事。等の説明があり、市のトップとしては市民の生命を必ず守らなければならないとの思いから決断したと説明がありました。
その言葉どうり、15日の委員会での冒頭、市長より正式に構想6,7案断念のお話がありました。

私としても自身の想いは封印し、市議会議員として次に一歩踏み出さなくてはならないと思いました。
いずれにせよ、私としても結果として450床現地建替えのマニフェストを変更しなくてはならなくなりました。少なくともマニフェストを100%実行でき無くなった点、皆様に対しましては、大変申し訳なく深く深くお詫び申し上げます。

これからにつきましては、住民投票のときの考え、具体的には1:市立病院は市の中心にあるべき(市民の公平性を保つため)2:なるべく安価な事業費(使える建物は使う 上本郷の2から5号館)3:決定までのプロセスを明らかにする。(市民に対する説明責任を果たす)をもとにこれから、構想案の審議を進めていきたいと考えています。

もちろん、会派としても私としても次に目指す案は決めています。

委員会審議の行方はなかなか検討がつきませんが、出来る限りマニフェスト住民投票時の考えに近いものなるよう、全力を尽くしていきたいと思っています。