約1か月半ほど続きました3月議会が3月23日に終了しました。
病院特別委員会、健康福祉委員会、松戸市土地開発および、都市整備公社の評議会、
予算委員会、など各委員会での審議、最後に本会議での討論をさせていただきました。
というわけで、非常にめまぐるしい3月議会でした。
今回初めて、会派代表で予算委員会での審議をしましたので、皆様に何回かに分け報告をさせていただきます。予算全体の話は前々回からのブログで話をさせていただきましたので、今回は各項目での予算で私なりに気が付いたこと、感じたことを報告させていただきます。
予算委員会はまず、「議会費」から審議が始まりました。
議会費では、予告のとうりに「議長車」について質問をしました。
(原Q)
議長車は24年秋にリース期間満了とのことだが、市長車は市長の公約に従い、廃止と聞いている。議長車についてはどのように考えるのか?
まず、秋に切り替えを予定している車種、契約の内容、各種経費の内訳、23年度の月平均の走行距離、また、1kmあたりのコストを教えてほしい。
(市答弁)
市庁車廃止、及び、市民感情を考慮して、現行の「レクサスLS600H VERSION U5.0Lハイブリット」から安価な「クラウンハイブリット」に
秋に切り替えを予定している。契約内容は
車両リース代(自賠責、車検、重量税込)¥122430/月
運転手代 ¥602000/月 ガソリン代 ¥13081/月 任意保険¥2909/月
23年月平均走行距離 618km
合計¥740,420/月 ¥1198/km
原Q:仮にタクシーとした場合のコストは?
(市答弁)
タクシーを仮に使用した場合は合計¥194760/月 ¥315/kmと単純計算ではなる。ハイヤーの場合は¥877,800/月。
原Q:コスト面からタクシーの利用は考えられないか?
(市答弁)
議長は、議長車の中で執務を行うことが多い。また、その場合、車内での会話、携帯電話での会話等について秘密保持をしなければならないケースがある。
タクシーの利用は秘密保持の点に問題があるのと執務に集中できないケースも考えられるので、検討は出来ない。
原:現在の市の財政状況、市民感情を考慮して検討すべきでと考える。市の再考を望む
以上のやり取りをさせていただきました。タクシー利用だと費用は約1/4になることがわかりました。本当にもったいない・・・
また、市民感情を考慮してレクサスからクラウンというのも正直、市民感情、市民感覚がわかっていないのではと思いました。
もっと、食い下がるべきと思いましたが、「議会費」については議会と事務局(市側)であらかじめ相談し、予算を計上しているので、質問すること自体、慣例上はないとのことでしたので、今回はここまでとさせていただきました。
何か、釈然としない気持ちですが、今までの慣例を多少打破できたのと、議長車のコストを明らかにできたことはよかったと思い、今回の質問ができるように幹事長会議で頑張ってくれた山中議員に感謝しています。
次回も24年予算について、皆様にお伝えしたいと思います。
最後にお知らせです。
4月21日土曜日4時30分より北松戸会館にて、原ゆうじ市政報告会を開催します。
そして、翌日の22日日曜日 3時30分より常盤平市民センターで会派市民力の報告会を行います。
どちらも予約不要、もちろん無料です。皆様のお越しをお待ちしています。