8月23日病院建設検討委員会が開催されました。
もちろん議題は千駄堀新病院についてです。
この日は「千駄堀新病院案」に対し各委員から所属の会派意見を表明することになっていました。
結果は、いくつかの要望、意見などがあったものの、おおむね反対との声はなかったように感じました。
あいまいな表現になって申し訳ありませんが、「賛成です!」とはっきりと口に出した会派は3か4会派だったように思います。
我が会派「市民力」は賛成を表明し、その理由を以下のように大きく5つ述べさせていただきました。
①病院を訪れるすべての皆様の「より安全に」の観点、千駄堀案審議からおおよそ1年が経過していることを踏まえ決断までの「スピード」を重視するため
②千駄堀は地理的に松戸の中心部であること
③千駄堀案は紙敷案と比べ事業費が安価と思われる。予想収支も許容範囲である。
④千駄堀案では現上本郷病院周辺の付帯施設(看護学校、医師住宅、保育所、看護師寮)などが引き続き使用できること
⑤千駄堀案では30−40年後に建て替えが必要となった場合、敷地内建て替え(現地建て替え)が可能と思われる点
また、住民投票署名時の基本の考え方①なるべく安く②市立病院は市の中心で③決定プロセスは明らかに この3つの考え方から大きく逸脱していないことも理由として述べさせていただきました。
委員会は特に大きな反対意見は出ず、次の基本設計予算?の話に移るのかと思っていました。
しかし、委員長からも千駄堀案に対する総括の話になるところで、市長マニュフェストに対する説明を求める意見が出ました。
市長に、「公約に対する説明をして「けじめ」を付けることが千駄堀案を進めるための条件だ」との声が数人の委員から挙がり、その声に対し市長は「千駄堀案が決定したと思われるタイミングで説明したい。」と話し、噛み合わない状況が続きました。
ここで、委員会は終了となってしまいました。
すでに、千駄堀案の審議は約一年を迎えようとしています。
また、千駄堀(急性期病院)決定後には上本郷案(日常支援病院)が話し合われると思いますので、時間はかかるとは思いますが、前市長からの懸念事項であるこの病院問題。審議を集中的に行い、早く、安く、かつ禍根を残さぬよう解決できるように全力で、意見ははっきりとして頑張っていくしかないと改めて決意をした一日となりました。
ちなみに、次回委員会開催はまだ、決まっておりません。
決まりましたら、皆様にはお伝えしたいと思っています。