遅くなりましたが、会派市民力、九州視察ご報告、パート2

 大変遅くなり、恐縮ですが、8月9日大分県庁、大牟田市役所への視察報告です。

 8月8日大分県豊後高田市視察の夜、大分市内のビジネスホテルに泊まり、翌朝、大分県庁、地球温暖化対策室を訪ねました。

 視察目的は「おおいた太陽光倶楽部」の調査研究でした。

 「おおいた太陽光倶楽部」というのは大分県が管理運営しているものです。

 内容は、といいますと、太陽光設備を導入した家庭は電気を発電しますので、発電とともにCO2の削減が図られます。しかし、一軒一軒の削減量はおよそ0.7トンと推定され、とても少ないものです。
 そこで、大分県は、一軒0.7トンの太陽光設備導入によるCO2削減分を県に寄付してもらいそれをまとめて、国内クレジット制度(CO2排出権取引)を通じ販売し、得られた収入をさらに地球温暖化策に使っていくというものです。

 私はこの仕組みを松戸市でも導入できないかと思い、今回の視察をお願いしました。

 松戸市ではご存知かと思いますが、松戸市減CO2大作戦(げんこつだいさくせん)があり、二酸化炭素ガスの削減を進めています。
 私の発想は、せっかく削減したのなら減らしたCO2を販売しよう!というものです。

 今回、大分県庁を訪れ、調査させていただきましたが、今回のテーマはさらに調査をして、私なりのアイディアとともに、12月議会での一般質問にて、市に、提案していきたいと思います。

 ご期待いただけたらと思います。

 この日は県庁の後、福岡県大牟田市に長躯移動し、大牟田市役所のスポーツ課を訪ねました。

 視察目的は「大牟田市スポーツ振興計画」についての調査研究です。

 大牟田市ではスポーツ宣言都市として、「スポーツ振興」を、競技スポーツ優秀者を排出するということはもちろんですが、「だれでもスポーツに親しめる環境を作ること。」を目的に考えているとのことでした。

 そのために、市民誰しもが参加できるスポーツ大会を市民のレクレーションとして開催したり、校庭にナイター設備を備え、夜間の一般開放を進めたりしています。

 また大牟田市でも松戸市同様、財政的には厳しく、老朽化した施設の更新がなかなか進めることが出来ないとのことでしたが、目的の施設、目標額を決め、市民や企業の寄付等を募り、更新を進めたとの話は、大変興味深いものでした。
 こちらで伺った話も、松戸市でも生かせたら良いと思いました。会派で進めていきたいと思います。

 5時過ぎに視察を終了し、帰路につきましたが、羽田に着いたのは10時近くとなってしまいました。
 私とか山中君はよいと思いますが、今回の視察幹事としては谷口さんには申し訳なく思っています。
 次回は、気を付けます。(笑い)