大阪視察に行ってきました!!

 会派「市民力」4人で10月30,31日、大阪視察に行ってまいりました。朝の大阪城
 東大阪市「ごみ収集業について」
 30日、まず、東大阪市を訪れ、「ごみ収集業務」について、お話をお伺いしました。

 東大阪市ではH19年からごみ収集業務の民間委託について、「指名入札」を始めているとのことでした。入札に切り替えるにあたり、何か問題はありませんでしたか?の問いに
 「入札に切り替えたことによる市民からの苦情などは得になく、また、業者からの要望等も特になく、切り替えはスムーズに行えた。」とのお話をお聞きしました。

 改めて松戸市のゴミ収集事業について、現行の民間委託の方法が「随意契約」でよいのかどうか考えさせられる視察となりました。
 
 視察後、私のお願いで、視察予定にはなかった「LED道路灯」の展示がある東大阪市役所横にあるクリエイションコアという施設の見学を行いました。
大阪府認定LED道路灯の展示)

大阪府「道路照明灯まるごとLED化」について
 翌31日の午前中に大阪府庁を訪れ、私の調査依頼である「道路灯のLED化」についてお話をお聞きしました。
(由緒正しき大阪府庁)
 大阪府では21年からLED道路灯の検討を開始し、いよいよ本年度から全24000の道路灯のうち、まず、15000灯をLED化することとしています。
 LED灯はご存知のとうり、長寿命、省エネではありますが、その分、灯具代(器具代)がまだ高価となっています。ですので、買い取りでLED灯に変えていったのでは、時間もかかるし、費用も莫大になります。
 そこで、大阪府ではLED化による電気代、球交換などの管理費削減分の合計額内以下、つまり現状よりもコストが上がらないようにするため、買い取りではなく、初期投資不要な10年のリースでLED化を一気に行うこととしています。
 また、LED灯リース契約も、数をまとめて入札を行った結果、計算上では年間1億円以上のコスト削減が見込まれるとのことでした。
 まさにこの考え方は前々回の私の一般質問で取り上げた「ESCO事業」の考え方そのもので、とても素晴らしいと感じ、またうらやましいとも思いました。
 なんとしても松戸での導入を目指したいと思います。
 そして、そのことを伝えたところ、「大阪でも全面協力します。松戸にもお伺いしますよ」との担当者の方からのお言葉を頂き、とても心強く、そして有意義な視察となったと感じました。
 この件は、12月議会での一般質問で詳しくは聞く予定になっていますので、期待していただけたらと思います。

③団地再生「千里ニュータウン再生計画」について
こちらは海老原議員(エビさん)の依頼事項でしたので、エビさん中心に様々お聞きましたが、松戸の団地、常盤平、小金原などの老朽化した団地をどのように再生していくのかを考えるうえで、いくつかのヒントを得ることが出来ました。
 こちらもエビさんが、一般質問で市に対し提案をすると思います。ご期待ください!

 以上3項目の調査で視察を行いましたが、やはり帰りは23時ころとなってしまい、最年長の谷口議員には申し訳なく思っております。谷口さん、スンません!(笑)
 
 しかし、今回の視察は私としては、かなり充実して有意義なものであったと思っています。是非、今回で得たものを松戸に活かしていきたいと考えています。