いよいよ3月議会スタート!!

 21日木曜日から3月議会がスタートしました。
 木曜日には、議案提案理由説明、市長、教育長から25年度の施政方針がそれぞれに延べられました。
 そして、昨日、24年度の補正予算の審議を行いました。
 今回から、山中議員に代わり、会計全般を審査する総務財務委員会になりまして、初めての審議となりました。
 さすがに、会計全般の審議ということで、終了は4時30分くらいとなり、委員会が変わり雰囲気に慣れないせいもあって、かなり疲れましたが、無事に補正予算案を賛成多数で委員会を通過させることが出来ました。
 
松戸市生活保護の現況
さて、その補正予算の審議の中で、様々に質問をさせていただきましたが、その中で気になりましたのは、松戸市生活保護の現状についてです。
 まず、松戸市生活保護扶助費(生活保護費用)は平成20年に99.5億円だったものが、24年度の見込み額は154.2億円と、大幅に増加しています。
驚き!柏市の保護率の低さ!
また、12月末の保護率(保護の方の人数÷人口)は松戸市では約1.9%となっています。ちなみに全国の保護率は1.68%です。
 これらの数字も大変に大きいものですが、私が特に気になるのは、松戸市のお隣、柏市の保護率の低さです。
 柏市の12月末の保護率は0.97%とおおよそ松戸の半分です。
 他の近隣市の状況はといいますと、市川市1.47%、船橋市1.42%で千葉県全体では1.26%となっていて、柏市の低さは際立っています。
 その原因は何なのか、就労支援に違いがあるのか、などなど松戸に活かせるよう、柏市も含め全国自治体での取組等をこれから、調査をしていきたいと思います。

改善の兆し!
そんな保護率の高い松戸市ですが、少し改善の兆しあるようにも感じます。
 それは、増加率がここ2年では鈍化してきているからです。
 21年度は前年比115.6%、22年度は118%だったものが、23年度では107.9%、そして24年度の見込みは105.3%となりそうです。

 生活保護に関しては、様々な理由により保護を受けられていることは理解をしています。ですので、保護そのものの制度について、決して、批判するものではありません。  そこで、我々が考えなければならないのは、まずは働きたいのに働けないといった就労の問題だと思います。
 もちろん、不正受給や過剰診療など問題はありますが、自治体としてはまずは就労問題に取り組まなければと考えています。

 いよいよ3月議会が始まりました。今年も昨年に引き続き会派を代表して予算委員会に臨むこととなりました。
 気合を入れて頑張っていきたいと思っています!!