静岡県長泉町に感銘!松戸も頑張らねば!

 先週、某テレビ局で静岡県長泉町が取り上げられていました。
 その長泉町「子育てするなら長泉」といわれるくらい子育て支援策が充実、県外からの転入も増え、大変に人気の高い街となっているという内容のものでした。
 少し、詳しく話しますと、子育て支援策では①中三まで医療費が無料②小学校低学年では担任の教師のほかに補助指導員がクラスに1人付いている③保育料金が子供3人目は無料
などなど、多くの施策を行い、結果として出生率は全国平均よりも20年以上高く、2008、9年では、全国平均1.37人に対し長泉町では1.84人、1.71人となっています。
 人口増加率も県内1位、地価も上昇を続けているようです。
 
 現在の松戸の状況を考えれば、大変にうらやましい限りです。
 しかし、松戸で長泉町のような施策がすぐにできるかといえば、おそらくそれは出来ないと思います。
 長泉町では過去、企業誘致を積極的に行い、東レをはじめ多くの大企業が進出、結果、多額の法人税が市の財政を潤しています。
実際に、自治体の財政力を表す財政力指数は長泉町は21年〜23年の平均で1.334となっており、松戸は23年度で0.913です
 財政力指数とは財政収入額を財政需要額で割ったもので、平たく言えば自治体の年間収入額を年間にかかるであろうお金の額(需要額)で割ったものと言え、自治体の財政力を表す一つの指標とされています。
 ですので、収入が多ければ財政力指数は大きくなり、一般的に「1」を超えれば財政的には比較的にゆとりがあると言われているようです。
 こうした、数字からも長泉町は松戸に比べ格段に財政にゆとりがあり、そうしたことから子育てに関する様々な施策を打てるのだと思います。
 
 しかし、今回の放映から、転入数増加の施策として「子育て支援策の充実」は重要であると再認識をし、現在の松戸市の基本政策は間違ってはいないと思いました。
 しかし、さらなる充実のためにはお金も必要と、悲しい現実もまた、再認識をいたしました。

 こうした施策の充実を図るためにも、選択と集中を図るのは当然とし、私が出来ることとしては、無駄を省く、自治体自らが稼ぐ施策の提案を微力ながら続けていけたらと
こちらもまたまた再認識をいたしました。
 それにしても、長泉町がうらやましい・・・・・・