千駄堀スポーツ広場拡充工事進行中!

 毎日暑い日が続きます。このところ、毎週末に少年野球の試合が行われ、私もベンチから声援を送ったり、審判をしたりしており、休む暇があまりなく、暑さも相成りぐったりとしています。
 さらに、この時期は、パンを焼くのも本当に熱くて大変です。

 さて、本題の昨年の12月議会一般質問で提案させていただきました「21世紀の森と広場、西第2駐車場の廃止&スポーツ広場としての活用」ですが、すでに皆様にはご報告の通り、6800万円の予算が3月に可決され、今年度の実現と運びとなっております。
 先週、担当課から、「すでに工事が始まっており、予定通り10月オープン出来そうだ」
とのお話を頂き、早速、現地に工事の様子を見に行ってきました。

行ってみますと、お話の通り工事が行われていました。
 スポーツ広場と西第2駐車場は隣接していて、その間は約1m〜2mほどの段差がありました。
 工事の様子から、現在はその段差を平たんにならす作業をしているように見受けられました。
 
 この工程の後には、芝生の種付けの作業が行われ、駐車場部分(約11000㎡)といままで未利用であった飛び地部分(約4000㎡)の合わせて約15000㎡がスポーツ広場として拡充され、いよいよ秋には全面再オープンの予定となっています。

 ここで、西第2駐車場についておさらいしてみますと、この駐車場は駐車可能台数363台で6つある21世紀の森と広場駐車場中、最大の駐車場でした。
 また、市はこの駐車場用地は全面借用しており、年間の借地料総額は1290万円、借地料単価は1平方メートル当たり年1100円となっていました。
 対して、年間の利用稼働率はなんと1.7%、一日当たり利用台数は約6台となっていて、年間の駐車場収入は30万円しかありませんでした。
 つまり、差し引き1260万円の大赤字となっていました。
 普段は隣接の西駐車場のみで駐車需要はまかなえていて、GWなどの公園でのイベント開催時のみオープンしているのが実情でした。
 であれば、借りなければよいと思われるとは思いますが、この駐車場を含めスポーツ広場の土地は、以前、市のごみ最終処分地と使用されていて、現在でもごみが埋設されていることから、市は何らかの形で借りるしかないという事情がありました。
 ちなみに、埋設ごみの処分には約40億円かかるのではとの話もありました。
 そこで、私は西第2駐車場を廃止し、普段は隣接するスポーツ広場としての活用、公園イベント時は駐車場として活用をすべき!また、借地料もスポーツ広場の年間借地料1㎡あたり595円に合わせてもらうよう、地権者の方々に申し入れをすべき!と提案させていただきました。
 今回この提案がとおり、スポーツ広場として活用が決まり写真のように工事が進められる事になりました。
 また、借地料も約半額の1平方メートル当たり595円としていただけたようです。

 今から、全面芝生化されたグランドが出来るのを心待ちにしています。
 今回の実現に対し、ご協力いただけた皆様、地権者の皆様に本当に感謝、感謝です。