18日、19日と新潟県に病院の視察に行ってきました。
まず18日は長岡市の長岡赤十字病院にお邪魔をしました。
今回の視察の目的は、やはり現在検討を進めている千駄堀新病院の参考にするためです。
そうした視点で病院の施設の概要、建物の特長、課題などを質問し聞いてきました。
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長岡赤十字病院の概要は、地上12階、地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート造りとなっています。
敷地面積は約7万㎡、延べ床面積は約5万㎡、病床数は699床で、千駄堀新病院よりひとまわり大きな病院でした。
約一時間をかけて院内を見学させていただきました。驚いたのはまるでホテルのような豪華さでした。
一般病床659床中、個室は270床と患者のプライバシーを重視した配置となっていたり、左写真のように本当にきれいで天井の高い入口ロビーなどは「本当にここは病院か」と思わされるような豪華さでした。
又、入院単価は58000円/人、外来単価は15000円/人とのことで、現在の松戸市立病院よりもいずれも高く、人件費率も50%を切っているとので、採算的にもこれだけ豪華な造りをして心配される減価償却費を抑えて黒字をキープしているとのお話でした。
そして、見学の中で私が一番気になった点は、ボイラーなどの入ったエネルギーセンター(左記写真参考)が、建物の外に単独の建屋としてあった点です。
それは千駄堀新病院ではこのエネルギーセンターは建物の上階に置く予定となっているからです。見学の途中、担当の方にエネルギーセンターを建物外に置くメリットについてお聞きしたところ「機械の入れ替えの際に迅速かつコスト面で有利」とのことでした。
すでに基本設計が出来上がっていますので、変更は難しいとは思いますが、松戸市の担当者には伝えていきたいと思いました。このようなやり取りをして約2時間の視察を終えました。
さて、次回は19日新潟市民病院編を報告させていただきます。