大晦日です。
今年もいよいよ終わりです。振り返れば、今年一年間いろいろありました。
良いこととしては、道路灯のLED化や、大赤字であった21世紀の森と広場の駐車場、西第2駐車場の廃止、スポーツ広場の拡充などで、これらだけで約年間1億円弱ほどの削減効果があったと思います。また、公園灯のLED化が来年なされることなど、提案が通り、いよいよ実現となることが大変にうれしく思っています。
逆に、悲しかったこと、つらかったこと、悔しかったこととしては、2年前から提案してきた土地開発公社の解散議案、市民力会派結成の理由の一つである住民投票条例の制定議案が、議会の多数派により否決され、実現に至らなかったことなどが挙げられます。
そして、千駄堀新病院の入札が不調に終わってしまったことは、今年一番の出来事だったかもしれません。
思い返してみれば、、やはり、悔しかったことのほうが多かったと思います。
三大会派(公明党、松政クラブ、市民クラブ)に会派、絆であわせて29名いて、ほぼ採決結果が同じにしてくるという現在の松戸市議会の状況を考えてみれば、なかなかこちらの提案が通らないのは仕方がないのかもしれません。
しかし、そのことが政治のゲームになってしまうのは、市民の方にとっては明らかにマイナスと思います。
特に土地開発公社の解散議案などは明らかに対案無くしての反対だったのではないかと思っています。
約82億円の公社債務(借金)の返済を三セク債(25年度が期限)を使わずしてどのように
していくのか、また、解散をしない(借金返済をしない)とするならば長期保有地の事業化(土地利用)を進めなければならないわけですが、その具体的な方法は示されていません。
松戸市の現況を考えてみると、市立病院の建設は進めなければなりません。又そのあとは、市役所の建替えも控えています。
そうした中で、例えば公社の保有地の中で、事業化で具体的なイメージのある戸定フォーラムの建設などは、土地代で約27億円、加えて延べ床面積約8000㎡の建物建設費を合わせれば少なくとも50億円以上は必要なのでは思います。ですので、病院、市役所のほかにこうしたハコモノの建設が今の松戸市で本当にできるのか?私は難しいと思っています。
三セク債を使ってまずは土地を市有地化する事、これで年1〜1.3億円の利息は止まります。そのうえで、財務状況を考えながら具体的な事業化の方法を見つけていくことのほうが私は賢明なのではと思います。三セク債を使い公社解散をしたからと言って、土地の事業化を進めないわけではありません。むしろ、市有地化されることにより進めやすいとも思っています。
こうした公社の解散についても、住民投票の制定議案もそうですが、重要な議案になればなるほど、個々の議員の採決結果を明らかにする事が必要だと思います。
これが実現すれば、対案無くしての反対もなくなってゆくのではとも思います。
もう少しで今年も終わりです。来年は今年の悔しさを胸に、頑張っていきたいと思います。
特に、来年は「市民の皆様にいかに伝えていくか」を最優先にして、「松戸の今」を伝えて行けたらと思っています。
来年も頑張ります。皆様来年もよろしくお願いいたします!!