12月議会一般質問、〜防犯灯LED化編〜

 今回は予告どうり、「防犯灯のLED化」についてを報告します。
 ちなみに、この質問は通算で4回目の質問となりました。
 それは、防犯灯のLED化こそが、大きく市のコスト削減に寄与すると思われるからです。
 道路灯(約3000灯)、公園灯(約750灯)のLED化はその実施が可能となりましたが、その数(約3万灯)から防犯灯のLED化が市のLED化事業の本丸と考えています。
 それでは、防犯灯のLED化について、、、
これまでの経緯について
 23年にこの防犯灯のLED化について、市に2回ほど提案をしました。
 その甲斐あって?市は24年度から年8200万円ほどの予算をかけ買い取り方式で年2500灯の防犯灯のLED化に着手しました。そして、将来的なLED灯の値下がりを考慮して、約10年間で市内防犯灯(約36000灯)すべてをLED化するとして現在に至っています。
 これを、当初から私は、電気代が約半額になることから、早く全面LED化を図るべき!と訴え、そしてLED化のための多額な初期投資(約10億円)を避けるため、リース方式によるLED化を提案してきました。
 
現在の状況
 25年度末には約6000灯がLED化完了される予定なので、残り約3万灯が水銀灯となります。
 所有権は町会ですが、市が電気代は全額補助、防犯灯の新規設置、更新費用は基本的に市は8割補助、残り2割を町会負担としています。
 また、球替えの費用として、市は年間1灯当たり1000円の補助を町会にしています。
LED化されるとどうなる?
 仮に約36000灯すべてがLED化されれば
①年間電気代:6300万円削減
②球替えなどの維持管理費:年3000万円削減
③現在のLED化予算:年間8200万円不要      合計1億7500万円削減見込!
となります。この削減額からLED灯の総リース料が賄えれば新たな費用負担なしでLED化が出来ることになります。
そのリース料は1灯当たり年間3000円(10年リース)と推定され、3万灯で年9000万円となり、
17500万円−9000万円=8500万円、なんと初年度は約8500万円ものコスト削減が見込まれることがわかりました。
 現在のLED化方法でも徐々に電気代削減は進みますので、10年にわたり8500万円の削減が毎年できるわけではありませんが、少なくとも10年で4億から5億円のコスト削減にはなるかと思います。
 さて、これだけの大きな削減効果のLED化、すぐにでもやるべきだと思うのですが、そこには大きな壁がありました。
 さてさて、その大きな壁とは、、、、
 長くなりましたので、次回にまた、、、