議会終了！5事業予算カット！
今週月曜日の24日、約1か月続いた3月議会が終了いたしました。
３月議会ですので、２６年度予算がメインテーマの議会だったわけですが、今年も予算の修正（削除）がなされました。
採決の結果、以下、５つの事業が予算から削除となりました。注：カッコ内は削除額
①政策研究事業（３２８万円）：中核市移行に向けた主課題の研究など
②市民自治検討事業（１５０万円）：モデル地域の事務諸費用など
③北松戸保育所移転費用（７８１９万円）：移転候補地の造成費用＆借地代
④新松戸駅前駐輪場設計委託（９７０万円）：地下式駐輪場の設計費用
⑤衛星携帯電話導入費（１７６万円）：衛星携帯電話４台の購入費＆維持費
実は私も④の新松戸地下式駐輪場の予算修正には同意をしました。
理由は、あまりにも高価だからです。自転車２００台収納の機械を駅前地下に埋め込むというもので、その設計費用が予算計上されていました。しかし、その機械だけで１億８千万円してなおかつ、埋め込む工事費も数千万円かかるかもということで、計算すれば、自転車１台あたりで１００万円以上の予想となります。これはあまりにも高価と思います。
駅前の土地の再調査をすべきと訴えました。
北松戸保育所移転費用削除に大反対！ 残りの４事業については予算削除に反対をしました。
特に、③の保育所移転費用については、強く反対し、討論も行いました。
ちなみにこの保育所には私の子も4人通っていたので、大変にお世話になった保育所です。
その北松戸保育所は築５０年ほどたっており、老朽化に加え耐震性にも問題があります。
かつ、現地での建て替えが敷地面積、建蔽率や容積率の関係から困難とされています。
そこで、市は現保育所（約700坪）から半径５００m以内での移転候補地を探していましたが、北松戸駅から徒歩５分と利便性も高いと思われる土地（約600坪）を候補地として決定、その造成費用として26年度3000万円計上されていました。
この予算を、民間保育所への転換はできないのか。他の候補地との比較が精査されていない。造成費用など費用がかかるので、費用を調整し再提案すべき。など大きく3つの理由から修正削除されてしまいました。
しかし、民間保育所の転換にしろ、他の候補地との比較（市は調査済）、費用の再調整にしろ時間がかかります。
そもそも移転理由は耐震性の問題ですので、子供の安全を最優先に考えれば、スピードが重要です。また、借地代にしても市の規定ですので、特に問題があるとは思えません。
ですので、私は予算修正には反対です。
信じられない！これでいいの？
また、予算委員会で、予算修正案の提案議員に対し、私は「北松戸保育所のIS値は？」と聞きましたが、「知らない」との答えでした。
IS値とは、耐震性を示す値で、一般的な建物で0.6、学校などでは0.7未満であると問題とされています。
ちなみに、北松戸保育所のIS値は0.39ですので、とても安全とはいえません。
これが今回の移転の一番の理由と思うのに、その値すら知らないというのはどういったことなのか。とても残念ですし、信じられません。
おそらくは、保育所に子供を通わせている親御さんの気持ちも同じではないかと思います。
おそらく、今回の修正で、移転は1年以上は延びると思いますが、早期の移転が図られるように行動していきたいと思います。
それにしても、、、、信じられない、、、
