白熱!市長選挙!けど、、6月議会も注目!北松戸保育所移転案、再提案へ!

 6月15日投票日の市長選挙がいよいよ近くなり、街にも街宣車が多くみられるようになりました。
 皆様の注目も当然、市長選挙だと思いますが、通常通り、6月議会は行われます。
 その6月議会でこちらにも注目していただきたいのが、北松戸保育所移転の再提案です。
これまでの経緯
 この北松戸保育所の移転予算は、ご存知の方も多いと思いますが、大会派から3月議会に予算削除の修正案が出され、採決の結果、予算が削除されてしまったものです。
 以前にもブログで書きましたのでおさらいになりますが、そもそも、この移転案は、北松戸保育所の耐震性に問題があることが原因です。 
 耐震性を表すIS(アイエス)値は0.39と、震度6から7の地震が起きた場合、倒壊または崩壊する危険性があると判定される値です。
 そこで市は、現保育所地での建て替えを検討しましたが、敷地面積、形状や建て替え期間の保育への影響などを考慮した結果、現地での建て替えではなく移転を選択、先の3月議会に移転の予算案を提案したわけです。
 私は、子供の安全を第一に、一刻も早く移転を考えるのは当然と考え予算案に賛成をしました。
 なぜ?反対か、その理由は? しかし結果は、採決で負け予算削除となったわけですが、その際、予算削除の大会派から、「借地料が不透明。造成費用をなぜ市が負担するのかわからない」といった反対理由が示されました。
 造成費用については、移転候補地が竹林ということで必要なのですが、仮に費用を地権者に求めれば、①当然にその費用は借地料に上乗せされるであろうこと。②そもそも土地を貸してくれるかわからないことから市が負担するのは当然と思います。
 次に借地料ですが、こちらは、当面の半年分の借地料しか予算計上されていなかったのですが、その額は、マックスで固定資産税額の3倍ということで、市の通例(2から4倍)からかい離しているものではありません。
 なぜ、借地料が不透明と問題になったのか、私にはわかりませんでしたが、保育所開設後の借地料はこれから地権者との協議ということで示されてはいませんでした。
3月議会後の動き、、借地料、実質無料へ! 
 そこで、3月議会終了後、地権者との協議が行われ、開所後の借地料(30年間)が話し合われました。
 そしてなんと!地元上本郷の地権者の方から、「子供たちのため借地料を実質無料にしたい」とのありがたい申し入れがあり、市もこの申し入れを快諾しました。
いざ!6月議会!今度こそ移転予算可決だ! このことにより、3月議会での最大の反対理由がなくなったと思います。
 今度こそ、子供たちの安全確保のためにも移転の補正予算案を可決しなければならないと思います。
 現在、いまだに問題となっている市立病院の建設問題ですが、こちらも現病院の1号館の耐震性の問題から移転の話を議会では決定しようとしています。であれば、保育所の移転だって同じ耐震性の問題、決めていくのは当然ですし、ましてや、病院は包帯工法という補強工事を行っていますが保育所は行っていません。
 ですので、一刻も早く移転をしなければと思います。

 前回の予算削除により約半年、開所が遅れる見込みとなってしまいましたが、保育所の子供や親御さん、そして、今回協力いただいた地権者(私の中学の2年先輩の方です)の気持ちにこたえるためにも、6月議会での決着を図っていきたいと考えています。