一般質問、終了、傍聴御礼&ご報告

 先週、金曜日、無事に一般質問が終わりました。
 
 何回かに分けて、内容を報告させていただきます。

 今回は、「交通施策」についてです。二つの質問をさせていただきました。
旧矢切高校方面への左折道路について
 まず1つ目、国道6号上り線の旧矢切高校方面へと左折する道路の通行規制についてです。
 現在、この道路は、例外日なく朝の7時から9時まで双方向で車両進入禁止となっています。
 そして、この道路使って向かう矢切方面は、ほかにも狭い道がいくつかありますが、同じように朝の時間帯は規制があり、おそらく唯一行けるのは、江戸川土手沿いの松戸駅から旧矢切高校行のバスが走る道路しかないようです。
 6号上り線から、このバス通りに出るためには、この左折道路からやく2KM手前の岩瀬交差点を左折するのがわかりやすい行き方と思われます。
 遠回りですし時間もかかります。
 なので、やはりこの左折道路を通るのが、矢切の渡し方面に行くには最適と思います。

 そこで、今回は①規制解除ができないか②せめて、土日祝日だけでもできないかと質問しました。
規制の理由とは?
 さて、そもそも、なぜ、この規制がされているかですが、「矢切高校があったので、朝の登下校時の安全対策として行われたのだろう」と思われる方も多いかもしれません。
 が、実は違います。
 この規制は、昭和52年に地元からの要請で始まったのですが、当時、国道6号上り線は、渋滞が激しく、特に朝の時間帯は渋滞のピークで、金町交差点を先頭に千葉大園芸学部下のトンネル付近まで列をなすことも稀でした。
 この時代に、そうした渋滞を避けるために新葛飾橋手前に位置しているこの道路から進入してくる車が多くこちらも列をなすようになっていたそうです。
 そこで、地元の方々の通行に支障が出てきたため、警察に要請し規制が行われるようになったということです。

 しかし、その後、6号線は金町立体が完成し、渋滞は緩和されるようになりました。
 現在では、少なくとも土日祝日はほとんど渋滞は見られなくなりました。

 なので、規制した理由そのものがいまではなくなってしまったと思います。
 加えて、松戸の観光名所である矢切の渡しがこの先にはあり、現在市では、こちらを観光拠点として整備、温泉施設のある道の駅をつくる構想も練っている状況です。
 なので、市ももっと矢切の渡しに人を集めたいと考えるのは当然と思いますので、今回、規制の解除をお聞きしたわけです。
気になる市の答弁は?
 質問に対する市の答弁は、「規制解除は地元の要請があってはじめて、警察に働きかけができる。現状ではそうした要請はないので今は難しい。地元へ市からの解除に向けた対話については、矢切の渡しの観光拠点計画が定まった時点でするのか検討する」とのことでした。

 随分とのんびりしたものだなと正直感じました。
 今でも市は、矢切の渡しをPRするのに予算をつけて、お金をかけて行っています。
 ならば、今すぐにでも、一人でも多い方に来ていただけるように努力すべきかと思います。
 規制の解除には地元の皆さんの同意は必要不可欠です。
 なので、早く決断して、話し合いを持つべきでは?と提案させていただきました。

 要は、矢切の渡しに本当に人を呼び寄せたいのか、その本気度について市にお聞きしたかったのですが、少し、残念な感じがしました。