さて、9月議会も終わり、個人での政策研究や、各講座への参加等を行っていますが、会派(政策実行フォーラム)としての活動も行っています。
少し、それを紹介していきたいと思っています。まずは視察編です。
長野&山梨に視察に行きました!
10月の初旬、会派6人で長野、山梨方面へ視察に出かけました。
初日は、長野県塩尻市の「えんぱーく」という複合施設にお邪魔しました。
えんぱーくの「えん」という言葉には、塩尻の「塩」と人々が集う市民交流センターであることから、人と人との「縁」という二つの意味が込められているとのことでした。
さて、何の複合施設なのか?ですが、図書館、子育て支援施設、市民活動施設、シニア施設、ビジネス支援施設(商工会議所)の5つの機能が、一つの建物の中に、しかも町の中心に建てられた施設となっています。
なぜ?視察にといいますと、実は今、松戸でも図書館、市民会館、市民劇場など松戸駅周辺にある施設が老朽化していて、これらを複合して建て替える案が研究されています。
なので、こうした複合施設の前例を視察し、良い点があれば、松戸市に提案をしていこうと考えているからです。
視察で様々なことを塩尻市の担当の方からは教えていただきましたが、一番は参考になったことは、やはり、複合化のメリットについてでした。
複合化することで、何より来館者が増えること。市民にとっても、複合化のため、子育て施設を訪れたついでに図書館にといったように利便性が向上することがメリットになります。
また、費用もそれぞれを別に建てるより、総費用は安くすることが出来るわけです。
市長部局と教育委員会の垣根が課題? 私が訪れて、大したもんだ!と思ったのは、もちろん、建物の立派さもですが、むしろ、子育て支援施設と図書館のコラボについてでした。
というのも、子育て支援施設は、市長部局の管理で、図書館は教育委員会の管理だからです。
こう言った別々のセクションが、一つの建物をつくって入るというのは、松戸のケースを考えた場合、正直、出来るのかな?と思ってしまいます。
しかし、市民の利便性を考えれば、こうした垣根などで出来ないというのは理由にならないと思います。
なので、部局の垣根を超えて行うように、松戸市にも提案していきたいと思います。
それにしても、建物内が飲食自由だったこと。新しくおしゃれな建物だったこと。とてもうらやましく思い塩尻の街を後にしました。