会派の活動もやってます!視察編パート2

 長野&山梨方面へ視察に行きました!パート2
 さて、塩尻市を視察した次の日は山梨県中央市を訪れました。
 中央市はその名の通り、山梨県の中央に位置し、人口約3100人の街です。
 平成18年に2町1村の合併により誕生しています。

フードバンク山梨を視察!
 中央市を訪れた理由ですが、ずばり!フードバンクの取り組みを勉強するためでした。
フードバンクとは?=もったいなさをありがとうに変える活動
 さて、そのフードバンクとは?ですが、フードバンクとは、安全に食べられるのに、箱が壊れたり、印字が薄くなったりして、販売できない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動のことです。

 この活動を、松戸でも行えないか?松戸でもする必要があるのではないか?と考え、DELI議員の発案で、中央市を訪れることになりました。
 さて、我々にレクチャーにしてくださるのは、いつも通り担当課はもちろんのことですが、今回は何と、中央市の議長自らがフードバンクの活動についてレクチャーをしてくださいました。
 その理由は、議長自らが、実はフードバンク山梨の一役員として携わっているからです。いやはや、感服です!

 フードバンク山梨では、学校(教育委員会)の協力を仰ぎ、学校で、フードバンクの活動を紹介したパンフレットを配布。それを見て、フードバンクを必要と判断した家庭は直接、フードバンクに連絡し、支援を仰ぐ仕組みをとっています。
 また、定期的に学校等で、フードドライブという一般家庭からの食品の寄付を集める活動も行っているそうです。
 なるほど、こうした活動により、市民同士が助け合う共助の関係を築くことが出るし、寄付者自身が食品ロスや貧困問題を考えるきっかけになること。また、フードバンク活動の認知度を上げることにもつながると思います。
 フードバンク山梨では、同意書を締結した食品提供企業は51社にも上り、こうした企業等から集められた食品を、月2回、約100世帯へボランティアの方々と共に梱包、配送しているとのことでした。


 役所でのレクチャーの後は、実際に食品を保管、梱包作業を行っている倉庫にお邪魔しました。
 この倉庫も、地主さんの好意で非常に安価でお借りしているとのことです。
 見てみると、缶詰やお菓子、レトルト食品、お米など様々な食品が、消費期限毎に棚に並べて保管されていました。
 ここで、月2回、ボランティアさんとともに梱包し配送しているとのことでした。
最後に、全員で倉庫でパチリ!

 私も食品業界に携わり日々、食品ロスを目の当たりにしていますので、これらが捨てられるのではなく何か安全に役に立てばと思っています。
 
 何とか、会派で力を合わせ、安全かつプライバシーにも配慮しつつフードバンクの活動を松戸で展開できるように担当課とも協議してまいりたと思いますし、個人的には、関係のある食品メーカーや問屋にもこの活動を紹介しつつ協力先を探してみたいと考えています。
 人のやさしさに触れ、皆で、少し温かい気持ちになって、山梨を後にしました。