3月議会真っ最中!いよいよ来年度予算案審議へ!予算の中で気になる「ふるさと納税」

 3月議会が始まり、ようやく代表質問が終わり、折り返しといったところです。

 3月議会は、会派に所属する議員は会派代表質問となり、個人での一般質問はありません。
(ちなみに、わが会派の政策実行フォーラムは、ベテランの二階堂議員が代表質問を行いました。)

 さて、代表質問も終わり、明日は、健康福祉常任委員会での議案審査、そして、来週からは予算審査となります。

 いろいろ気になる事業は多々ありますが、中でも気になるのが、ふるさと納税事業です。

 これまで、市にふるさと納税の返納品、クレジットカード決済などその導入を提案して、ようやく今年度から、それら提案が認められ行われるようにはなりましたが、その結果が芳しくありません!
 松戸市への寄付(ふるさと納税)が少なく、松戸市民の市外への寄付が大きく伸びている状況です。

 今年の1月末現在で、市外から松戸市への寄付が約600万円、対して、松戸市から市外への寄付が約2億6千万円となっています。
 おそらくほとんどの方は住民税の控除を行うと思いますので、差し引き約2億5千万円松戸市への住民税が減ることになります。

 昨年だけで、2億5千万円もの税金が流出したことになります。

 大きな数字です。理由は①控除限度額の引き上げ②確定申告のいらないワンストップ制度導入の大きく二つだと思います。

 さて、来年度もこのままではこの流れが続くのは必至と思います。

 何か対策を打たなくてはなりません!

 この辺をどう考えているのか?まず市には聞いてみたいと思います。

 制度上の問題はあるにせよ、現段階では、できる手は「返礼品合戦」に松戸市も参入するしかないようです。

 私としては、返礼品で勝負するには、地方のほうが特産品も豊富でありこの点では松戸を含め都市部の街が勝つのはなかなか難しいことかと思います。

 現在、換金の問題も一部ではありますが、個人的には、返礼品に、松戸市内で使える地域振興券を加えるのが得策なのではないかと思っています。

 委員会審査ではこの点も聞いてもいたいと思っています。