9月議会直前、信じられない!賛否公開の陳情が門前払いに!なんで?

 明日からいよいよ9月議会が始まります。

 その前日である今日、恒例の議会運営委員会があり、会派の代表で、私と二階堂議員が出席をしました。

 議会運営委員会では、文字通り、議会をどう運営していくか?を話し合います。

 今回は、9月議会の進め方、一般質問のスケジュール(人数の日割り)や、決算審査の進め方や、請願、陳情を付託(議会として受け付けるかどうか)の話し合いをしました。

 その中で、我々にとっては、まさに信じられない!!ことが起きてしまいました。

 それは、ある市民の方から出された陳情で「議案等に対する議員、委員個人の賛否を正式な記録として残すことに関する陳情」が付託されないことに決定されてしまったことです。

 付託されない!ということは、議会としてこの陳情は受け付けない=話し合いをしない ということで、>まさに門前払い?かなといったことです。

 「議員の賛否公開」については、昨年の9月議会に請願で出されましたが、反対多数で否決!その前にも、陳情で出されましたがやはり反対多数で否決されています。

 我々が信じられない!と言っているのは、これまでの議会の申し送りでは、陳情、請願については、「同種の内容の陳情請願は、1年未満は付託しない」ということだったのが、今回は1年たっているのに、付託しないとしてしまったからでです。

 普段は、申し送り事項(委員会での決め事)を重要視し、様々な制約をしているのに、今回はなぜ?と思います。

 委員会内では、「以前の請願や陳情と同趣旨のものだから」といった反対意見が出されていました。
 仮にそうだとするなら、「議員の賛否公開」を含め、一度否決された陳情や請願は、1年はもちろんのこと、10年たっても100年たっても付託されず、議会内で話し合いすらされないことになってしまいます。

 議員の賛否公開については、全国自治体でも、公開が着実に進んでおり、毎年、その数も増えています。
 なので、周りの賛否公開への環境が変化しているなかで、「以前に否決したから」といったことで「話し合いすらしない」ということだと着実に松戸は遅れを取ってしまうと思います。

 議員の賛否公開において、わが松戸市は、周りは関係なく最後まで抵抗し続けるのか?

 市民からの陳情=願い、がかなう日が早く訪れるよう、頑張るだけです、、、、
委員会での採決結果=賛否は以下の通りです。

陳情(賛否を記録として残す)付託に賛成
(政策実行フォーラム)二階堂、原、 (日本共産党)宇津野

陳情付託に反対
公明党)城所、伊東、飯箸 (市民クラブ)岩堀
(松戸自民)杉山、張替、大谷        
 
委員長:山口栄作   敬称略、順不同