25日、26日と東北方面に、広報委員会での視察に行ってまいりました。
初日25日は宇都宮市にお邪魔しました。
視察内容は、「議会だより(議会報)」についてです。
宇都宮市の議会報は昨年度、全国中核市議会報コンテストで一位を受賞しました。
松戸市議会発行の議会だよりをよりよくできないか?ということで、編集に携わる広報委員会での視察となりました。
松戸市では、タブロイド判(広報まつどと同じ大きさ)で大きく、カバンなどに入れるにはたたまなければなりません。
しかし、宇都宮市の場合は、A4版の小冊子となっています。
なので、その分、ページ数は多くなるので、総印刷費は上がるのでは?と思われますが、小さくバッグなどにもそのまま入るので、外出先などで読むには断然、宇都宮市議会報が読みやすいと思いました。松戸市でもコストを念頭にしながらも広報誌のおおきさについて検討すべきではないかと思います。
ちなみに、かかる印刷費は税込みの印刷費が巻末に掲載されています。
松戸市の場合は掲載はありませんので、こうしたことも「議会の透明性」を上げるポイントにつながっているのかもしれません。
次に掲載の内容ですが、内容そのものは松戸市のものと大差はありませんでした。
しかし、松戸市にはなく宇都宮市の議会報にあるものは、1点、ズバリ!「議員(会派)の賛否」です。
宇都宮市の場合は、議員の賛否態度を、職員の目視で確認しているとのことでした。
賛否の公開を行わないとするその理由の一つに、賛否態度の確認をどうするのか?電子採決のシステムの導入を図らなければできないのではないかとの意見も議会内ではありましたが、実際に同じ規模の議員定数である宇都宮市議会でもできていることがまた、わかり、あらためて、松戸市でも当然にすぐにやろうと思えばできると確信をしました。
ちなみに松戸市は「議会だより」ですが、宇都宮市の議会報名は「あなたと宇都宮市議会」です。
こんな点が名前にも現れている?のではと思いつつ宇都宮市を後にしました。
(とっても見やすい宇都宮市の議会報)