またまた、視察の報告です。ちょっと疲れていますがこれでおしまいとなります。
今回は、議会運営委員会での視察で、5日月曜日に、西宮市を訪れました。
西宮市では26年度からタブレットを活用し、ペーパーレス化を図っています。
担当の方にお話をお聞きしましたが、現行ではなかなか完全なペーパーレスというわけにはまだ行かず、ペーパーとの併用も多いということでした。
その理由は、ご想像通り、「議員のタブレットへの対応力」に課題があるからとのことでした。
ただ、職員、特に議会事務局としては、「事務連絡や議案書や予算書などの訂正は、タブレットを通じできるので事務効率は格段に上がった」とのこと。また、議員のほうも、議会や委員会中に過去の議事録を確認でしたり、関連事項の検索等もできるので、好評であり、議員力?も上がったように思うとの発言も出てきているようです。
なので、今のところは、タブレットの導入によりペーパーレス化というコスト削減の目的まではいきついていないものの、事務効率の向上や議員の質の向上には確実に役立っているようです。
個人的には、タブレットの導入予算(初期費用)が約1300万円、ランニングコストが年273万円かかることもあるので、まずは希望する議員には自身のPCやタブレットの持ち込みから始めたほうが良いのではと思っています。
いずれにしても時代の方向は間違いなくこうした方向に向かっていると思いますので、早く松戸市議会も導入の方向で行けばよいと思います。
せめて議会のIT化では遅れないでほしいと感じながら次の視察先に向かいました。