無事に?代表質問が終了!いよいよ予算委員会へ!代表質問の報告。

 先週の金曜日、無事に?会派政策実行フォーラムの代表質問が終わりました。

 又、昨日、健康福祉常任委員会も終了、いよいよ来年度予算の審査が来週から始まります。

 三月議会も中盤戦となりましたが、まずは、代表質問について報告したいと思います。

質問内容:松戸市の人口について(市長の施政方針を受けて)
 (質問の背景)松戸市の人口総数は、東日本大震災の影響で、23年から25年の三年間は減少したものの、現在では復調し30年2月現在では48万8582人となり過去最高を記録しています。
 しかし、国の人口推計では、2053年には一億人を割り込み、年少人口(0〜14歳)は10.5%に減るのに対し、65歳以上の人口は全体の38%を占めるとされています。
 また、松戸市の人口も過去最高を記録はしたものの、その要因は、65歳以上人口と外国人の人口が伸びで、子育て世代の人口はなかなか伸びていないのが現状となっています。
 こうした中、市長の施政方針では、「人口の伸びは政策の成果、年少人口の社会動態での増加も2年連続のプラスとなった」との話がありました。
 こうした施政方針について、私を含め他の会派からも質問が相次ぎました。

松戸市の現在の状況について質問
原質問:過去3年間の人口の社会動態での変化は?近隣他市の状況は?

市答え:松戸市の社会動態については、27年1144人、28年1560人、29年1562人のプラス(転入    超過)。
    近隣市の29年度の状況は、市川市1670人、柏市3153人、流山市3909人のプラス。

原質問:年少人口(0〜14歳)については?

市答え:29年度、松戸市は31人のプラスに対し、柏市は678人、流山市は821人のプラス。

 この答えから明らかのように、松戸も人口総数、年少人口もプラスであったが、近隣市に比べればその増加数は少なく、特に年少人口は、柏市流山市と比べ大幅に少ないことが判明しました。

 これまで、松戸市は、子育て政策の充実により、子育て世代の人口流入を目指す!としていたのに、現実の数字を見れば、厳しいもので、子育て政策の充実のみで、子育て世代の流入は難しいことが分かりました。では、どのような要因でヒトは動くのか?その要因は?ということで、、、

原質問:人口の増加、特に子育て世代をはじめとした生産年齢人口(15〜64歳)の流入は、雇    用と住宅政策も必要と考える。人口の増加と住宅の着工件数はどうなっているのか?

市答え:近隣5市の人口と住宅の着工件数について、近隣5市(松戸、船橋、市川、柏、流山)    約15年分のデータ分析によれば、相関係数0.72と強い相関、関係があることが見られ    た。

 このやり取りから、子育て施策にだけでなく、住宅によってもヒトが動いていることがわかりました。

 こうした結果からどうやら、人口増加、特に社会動態(ヒトの移動)については、他県から市川、松戸など千葉県北西部の街に移ってきていて、その中、県北西部内で見れば、船橋、市川、松戸から柏、流山に移っていっていることが推察されます。
 そのキーは「住宅の購入」であることもわかってきました。

 ではどうしたら、松戸市の人口、特に生産年齢人口を増やすことができるのか?
 次回に続く