新松戸区画整理事業について、その2、予算修正案提出も結果は、、、、

 長かった大型連休、ついついブログ更新をさぼってしまいました。すみません、、、

 

 さて、事業の費用対効果や地権者の反対など、多くの課題を抱えた新松戸区画整理事業。加えて借金の限界値目安(あと推定225億円)が示された中で、数多く出された大型事業。

 お金がない中で、こうした事業すべてがすぐにできるわけがない!との考えから、すぐに取り掛からなければならない事業は何なのか?(個人的にはマストの事業と呼んでいます)事業の優先順位をつけなければと考えました。

 

 では現在の松戸にとって、そのMUST(マスト)の事業とは何なのでしょうか?

 

 それは、新ごみ焼却炉建設と市役所の建て替え(耐震補強を含む)の二つと考えます。

 

 ごみの焼却は市民生活に密着しており、一日足りとも穴をあけるわけにはなりませんし、耐震性に課題のある市役所についても、災害時、市役所は拠点としての機能を果たさなければなりません。

 なにより、訪れる市民の方々や、働く職員の方々の安全確保は必須のことであると考えるからです。

 

 そしてこのマストの二つの事業だけでも、市が言う借金限界値の目安(一般会計1436億円)を超えてしまうのではないか?

 他の大型事業はそれぞれ必要なものだとは思いますが、この二つに比べれば現在の財政状況を考えたときに、後回しにせざるを得ないとの判断から、会派として大型事業関連予算のうち新松戸区画整理事業、千駄堀新駅構想関連事業の二つの調査予算、矢切道の駅関連事業予算(水陸両用バス運行実験予算)についてを削除する修正案を予算委員会で提案することとなりました。

 

 そしてその気になる採決結果は?    

 

 残念ながら否決!となってしまいました。

 

 少なとも千駄堀、矢切事業については、市も後回しにせざるを得ないとの判断を市長自らが予算審議前に話をしています。

 

 なぜ、こうした後回しとなる事業の予算も今必要なのか?正直、釈然としません!

 

 今の松戸にはそんなお金の余裕はない!と思っています。