6月議会へ向け鋭意準備中!増やせ市収入!

 長かった大型連休を終え、現在、6月議会に向け鋭意準備中です。

 

 波乱の予算審議のあった3月議会、振り返り思ったことは、増える借金、そして今後行わなくてはならない焼却炉建設などの大型事業。

 今後も、お金が足りないということは間違いのないところとあらためて痛切に感じました。

 

 そうした中、市議会議員の一人として出来ることは何なのか?

 

 それは、少しでも市の無駄の削減と市収入を増やす提案をしていくことではないかと思っています。

 

 6月議会では、市の収入をいかに増やすか?をテーマに一般質問を通して提案していきたいと考えています。

 

 具体的にはふるさと納税制度の改革とエリアマネジメント広告の活用の二つを考えています。

ふるさと納税について

 ふるさと納税の制度は、松戸市も含め地場産品などが少ない首都圏の自治体にとっては不利な制度となっています。

 当然松戸市でもその例外ではなく、松戸市外への寄付額から松戸市への寄付の差し引きは、どうやら30年度は6億円を超すのではないかと心配されています。

 

 ①地場産品が少ない中、返礼品をどうするのか?

 ふるさと納税先を決める一番の動機づけとなる返礼品についていかに「松戸らしさ」を出していくかがポイントだと思います。

 ②寄付メニュー(もらった寄付を何に使うか)についても「いかに寄付者の共感を得るか」も重要と思っています。

 ③コストの見直し

 現在、市外からの寄付はおおよそ年2000万円ですが、商品の発送や、決済などでなんと!約半分が手数料として委託業者に払われているようです。

 総務省から、返礼品は寄付額の3割以下とすることがよく報道されていますが、実は返礼品に加えこうした発送費用などの総コストを、全体の寄付額の2分の1以下とするようにとの通達も今回ありました。

 返礼品調達以外の費用がかさめば、返礼品そのものの額の見直しもしなけれならなくなります。

 となれば、さらに松戸市への寄付も減る可能性があり、こうした事態は避けなければなりません!返礼品調達以外のコストをいかに減らすのか?ここもポイントであると思っています。

 

 以上、①~③について自分なりの提案を市にしていきたいと思います。

 

エリアマネジメント広告の活用について

 エリアマネジメント広告とは?ですが

 街づくりの担い手(商店会、町内会、商工会議所など)が、街づくりのための費用(例えば、ベンチの整備やイベント費用)の捻出のため、本来であれば広告の掲載などが禁じられている公道などに特例で広告掲載などを許可する制度です。

 こうした制度が活用されれば、市などの補助金頼みの状況からも脱却することが出来るかもしれません。

 

 こうしたエリマネ広告は、6年前、私が提案し、5年前から松戸駅の東西デッキ上で実証実験(年80万円の収入)が行われていましたが、その後の他の地域への広がりはありません。

 

 市はこうしたエリアマネジメント広告の実証実験について、その廃止も検討するなどどうも後ろ向きな感じが正直します。

 調査によれば、柏市ではこうしたエリアマネジメント広告により年間約1500万円もの収入を得ていることがわかっています。

 松戸駅のポテンシャルを考えれば、少なくとも今よりは収入を増やすことが出来ると思いますし他の地域への拡大も図るべきと思います。

 

 一体、何が課題となっているのか?そもそも市はエリアマネジメント広告についてどのような考えを持っているのか?

 私なりの提案を含め市にしっかりと聞いていきたいと思っています。

 

 原ゆうじの公約(無駄の削減と収入の増加)実現のため、頑張っていきたいと気持ちを震え立たせています。 

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松戸駅デッキ上にあるデジタルサイネージ