会派で視察に行ってまいりました!沼津市編

 18日、19日と会派で静岡県へ視察に行ってまいりました。

 今回は、静岡県内の2市に行きましたが、二つともわがまま言って、私が調べたいテーマでの視察とさせていただきました。(会派の皆さんに感謝!)

 

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まずは、沼津市役所で座学から

 初日の18日は沼津市にお伺いをさせていただきました。

 

 この視察テーマは「パークマネジメントプラン」で平たく言えば、公園をどう管理するのかということですが、沼津市では特に民間事業者による提案を受け付け、公園の魅力を高める取り組みを行っています。

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沼津市パークマネジメント
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    真剣に説明を受ける政策実行フォーラムの面々

 こうした取り組みについて、まずは市役所で説明をしていただきました。

 そしてその後、実際に、現地を案内していただきました。

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いよいよ現地へ

泊まれる公園!INN THE PARK!

 沼津市では公園別にその公園に見合った最適なプランを立てて管理を行っていますが、その公園の中でも特に注目なのが、「泊まれる公園、INN THE PARK」です。

 

 沼津市では、約19.4haの広大な愛鷹広域公園内に、少年自然の家を長年にわたり運営をしてきましたが、老朽化とともに年々利用者が減り、ついにはH23年には事業仕分けの対象となってしまいました。

 

 そこで、沼津市では、廃止ではなく市の負担である管理運営コストを極力抑えた形で、民間事業者による運営を目指し、H27年に民間事業との対話型市場調査を開始しました。

 結果、民間事業者「オープン、エー」の事業提案を採用し、「泊まれる公園、INN THE PARK」をオープンするしました。

 

 さて、このインザパークの特徴は、自然を活かし、球状のテントを森の中に配置し、そこを宿泊施設とすることで、まるで森の中で寝ているような感覚を体験できることです。

 

 写真を見てわかるように、木にワイヤーで固定し、空中に浮いているような感じの吊りテントで、他にない球状のテントとなっています。

 

 中は、シングルベッドが二つ置いてあり、エアコンはありますが、テレビなどの設備はありません。

 価格もそう安いわけではない(1泊、1人12000円位~詳細は公式HPで)のですが、今でも予約の取りにくい状況で、通年でも高稼働率を維持しているようです。

 

 今回のこの「泊まれる公園」を見に来たのは、もうお分かりと思いますが、50.5haを誇る21世紀の森と広場にこうした取り組みを活かせないか?と考えたからです。

 

 実現にはハードルは高いと思いますが、実際に見てみて、とてもおしゃれで、民間のアイディアがたくさん盛り込まれたINN THE PARK、是非、実現に向け動いていきたいと思っています。

 

 そうファイトを燃やしつつ、沼津市を後にして、次の視察先、浜松市に向かいました。

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テントとは別に宿泊棟も完備

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森と一体化した吊りテント

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テント内部も見学

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内部には二つのシングルベッド

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バーベキューもできるテラス

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最後に全員でパチリ!