3月議会がスタート!でも、コロナの影響でどうなる?

 今週の火曜日、25日から新年度予算審議も予定されている三月議会が始まりました。

 

 初日は恒例の市長からの施政方針演説が行われました。

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令和2年度松戸市施政方針

 内容は、以下、4つのまちづくりの基本目標に沿っての内容でした。

 

1:子育て、教育、文化を軸とした都市ブランドづくり

2:高齢者がいつまでも元気に暮らせるまちづくり

3:まちが再生し、賑わいのあるまちづくり

4:経済が活性化し、安心して働けるようになるまちづくり

 

 とくに「力を入れてるな」と印象に残ったのは、3のまちづくりに対してです。

 

 新拠点ゾーン(市役所移転候補地)開発、矢切観光拠点、新松戸駅東側開発にはっきりと言及し、「すでに決まったもの」と考えて話されているような感じがしました。

 

 市はこれまで「子育て支援」に力を入れ相当な投資も行ってきましたが、こうしたソフト的な投資に加え、ハード的な政策である「まちづくり」にも今後は力を入れていく姿勢のようです。

 一方で、市税収入は横ばい(1人当たりの市税収入は近隣市で最低)で借金は増え続けています。

 はたして、市の思うようなハード的な投資を行うことが現実的なのか?市の将来におおきな負担とならないのか?私は現実は厳しいと思っています。

 こうした現実と夢の部分をどう考えていくのか?が重要だと思うのですが、残念ながら厳しい財政の中、現実的にどう行っていくか?そのためには避けられない「歳出の抑制、無駄を省く」についてはほとんど語られませんでした。

 

 現実(財政)と 夢(まちづくり)をどう共有させるか?今回の予算は松戸にとって本当に重要になってくると思います。しっかりと準備をして審議に望みたいと思っています。

 

 しかし、3月初めからコロナの影響で、市内小中学校の休校、市施設の休止が相次ぎ、4日からの代表質問も予定通り行われるかは不透明な状況になってきました。

 

 問い合わせの多い「学校休校の預かり」については市からのお知らせを見ていただけたらと思います。 

 

 今は、市民の皆様に対する正確な情報の提供を含め「コロナ対策」を最優先にしていくしかないと思っております。

 

2月29日に松戸市から報告のあった学校休校中の預かり体制について

 

       松戸市立小中学校における児童生徒の預かり体制について


本日、午前10時に臨時校長会議を開き、休業中の留意事項や今後の対応を確 認しました。
留意事項は、学習面、生活面、健康面、連絡体制、行事等について、2日の午 前中に児童生徒に指導します。
今後の対応については、保護者の皆様の事情で、家庭に子供だけで残せない状 況がある児童生徒につきましては、学校の教室等を開放して生活させる「預かり 体制」を取ることを決定しました。
預かり体制の詳細は下記のとおりです。

                   記


1 対象者 小学生(全学年)と中学校の特別支援学級在籍者 2 期 間 令和2年3月3日(火)から3月24日(火)まで
(土日祝日は除く) 3 時 間 午前8時30分から午後3時まで 4 場 所 各校教室等 5 持ち物 筆記用具、自習学習用教材(自宅にあるもの)、弁当 6 その他 ・給食は実施しませんので、弁当を持参する。
・健康管理に留意させ、毎朝の検温など健康観察を行う。 ・出席予定表を提出させ、児童生徒の動静を把握する。 ・感染症の状況により、変更・中止する場合がある。