緊急!コロナ対策!学校完全休校の要望書提出!

 新型コロナウィルスが猛威を振るってきています。

 

 今日4月6日現在で、市内感染者はとうとう23人となってしまいました。

 

 特に気になるのは感染していても無症状の方が3人いるところです。

 

 こうした方が増えてくれば、自覚症状がありませんので、他の方に移すリスクは高くなると思います。

 

 このような状況下、学校休校関連の問い合わせや要望を数多くいただいています。

 特に、休校だけども登校日を設けるという市の対応に関して「非常にわかりづらい。

休んでも欠席扱いにはならないということだけども、授業は行うのか?休ましたいのだけども勉強に遅れは生じないのか?13日以降、分散登校となっているが大丈夫か」等々です。

 

 そして、一番多いのは、「今は心配だから、完全休校にしておいたほうが良いのでは」というものです。

 

 こうした声を受け、「もしかしたら、かえって、市を混乱させるのでは?」との思いもありましたが、本日、市に対して以下のように要望書を会派として提出させていただきました。

 

                            2020年4月6日 
松戸市長 本郷谷健次さま 
松戸市教育長 伊藤純一さま 
                      市議会会派「政策実現フォーラム」
                     幹事長 DELI 副幹事長 増田薫
                     成島良太 戸張友子 関根ジロー
                      原裕二  二階堂剛

「感染拡大警戒区域」に当たる本市の市立学校における完全休校を求める要望書

 

 新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、市民の安心安全にむけてご尽力を頂き感謝しております。
 さて、本市における新学期の学校対応については「①分散登校日を設ける、②部活を行う」こととしています。分散登校日には「3月休校時の未履修の補習から行っていく」としていることから、事実上の学校再開であると指摘します。保護者や生徒からは「『休んでも欠席扱いにはしない』とのことだが、他の人が学校へ行き授業を受ければ、休んだ人は遅れが出るし、新学期だから休むとクラスにも馴染みにくくなるのではないか。

 だから、ほぼ強制と感じる」等の声が挙がり、事実上の学校再開と受け止められています。
 本市に居住する新型コロナウイルス感染症患者の発生状況については、新規の感染者数が増加傾向であり4月5日時点で17例確認されています。内訳として、感染経路が不明の感染者も増加しています。また、15・16例目の感染者は同一の事業所だったことから、クラスターが発生した可能性が指摘されており、保健所が調査していると聞き及んでおります。このような状況のなかで、4月4日に本郷谷市長が市民に対して「松戸市内において感染拡大が起きてもおかしくない、大変危険な状況」と危機感を表明しましたが、「感染拡大警戒区域」と同等以上の状況であることを認識されてのメッセージであると思われます。文部科学省が策定した「学校再開ガイドライン」において、「感染拡大警戒区域」では首長が臨時休校を教育委員会に要請することが出来るとしています。

 近隣市においても各首長が各々の自治体を「感染拡大警戒区域」と捉え、完全休校を延長する動きが拡大しております 。
このような状況をうけて「大切な子どもたちの命を守ることを最優先」にすべく、下記の通り要望します。

                    記

1.「授業を行う登校日」や「部活の実施」を見直し、完全休校にすること。
2.「入学式」を延期すること 。
3.上記の際には3月休校時と同様に、共働きなどの保護者の事情で子どもだけを自宅に残せない家庭の児
童生徒を受け入れる「一時預かり」を実施すること。中学校特別支援学級についても「一時預かり」を実施すること。
4.「一時預かり」を実施する際には、給食を希望する家庭を調査のうえ、給食の提供を検討すること。
5.要保護・準要保護世帯は学校給食費が補助対象であることから、給食を食べなかった日数分を補償する
等の配慮をすること。
                             

                                    以上