明日6月議会閉会。短い時間の一般質問でしたが色々ありました!手応え有りor無し?

 明日18日で6月議会が終わります。

 

 コロナ渦、他の市議会では議会そのものを行わない所もある中、短縮バージョンでしたが開かれたことはよかったと思っています。

 

 そんな中、行った一般質問ですが、手ごたえあるもの、ないもの、そして理解に苦しむこといろいろありました。

 

 まず、手応えあったものとしては、「中学部活動」についてです。

 

 今年は、コロナの影響で、高校野球、甲子園大会のように、様々な大会が中止となってしまいました。

 こうしたことは中学も同じで、今夏の各大会が中止、このままでは三年生は一度も試合をすることなく部活を引退ということにもなりかねません!

 そこで今回は、部活動の再開についてと代替試合の開催(提案)について教育委員会に聞きました。

 答弁から「6月からの段階的な部活動再開指針と代替試合の検討」の表明がなされました。

 少年野球の矢切コンドルスOBの中学三年生からも「代替試合の実施」を切望されていただけによかった!と思っております。

 ただし、あくまでも検討(試合実施準備)の約束ですので、実際に行われるかは8月のコロナの状況次第ということになります。

 

 手応えのなかったものとしては、コロナ感染拡大防止のためのPCR検査の拡充についてです。

 コロナの終息(収束ではなく)のためには、PCR検査の拡充が必要と思っています。

 そして、特に、無症状の感染者の発見をする必要があると思っております。

 

 しかし、一方で、PCR検査の拡充は、①経費の負担と医療機関マンパワー不足、②検査による感染リスクがあるのでそう簡単にはできません。

 

 ではどうしたら?ということでですが、私が考えるに

①については、ブレンドテストが有効と思います。

ブレンドテストとは、数検体を混ぜ合わせ(ブレンドして)それを1検体として検査する方法です。

 例えば、10人分の検体をブレンドして1検体として検査する。この検体から陽性が出なければとりあえずは陰性と判断。そして要請の検体が出ればあらためてその10人を個別に検査するという方法です。

 この方法は中国の武漢ですでに行われ、1日最大150万人、10日間でなんと約660万人分の検査を行ったとのことです。

www.recordchina.co.jp

 また②に対しては

 自動検査装置の導入と唾液検査の採用が良いと思います。

 唾液検査であれば、検体の採取は自分自身で可能で、感染のリスクは減ると思います。また、医療関係者のマンパワー不足は、その唾液検査採用と、全自動PCR検査装置の導入で解決できるのではと思っています。

 ですので、この検査拡充のカギとなるのが自動検査装置です。

 そしてこの全自動PCR検査装置の開発で世界をリードする会社がなんと!松戸にあります!!しかも地元上本郷にあります!!!

 

 その会社こそがPPS(プレシジョン・システム・サイエンス)社です。

http://www.pss.co.jp/

 こちらの会社ではすでに装置を開発し、フランス(共同運営)で実績があります。

 そして4月にはフランス政府からコロナ対策で貢献したということで感謝状も贈呈されている会社です。

http://www.pss.co.jp/ir/press/pdf/20200424.pdf

 そして、現在、この装置での検査の認可と保険適用を申請中で、

http://www.pss.co.jp/ir/press/pdf/20200612.pdf

 試験結果も良好のようであり、期待が高まります。

 

 認可が下りれば装置は取り合いになるかもしれません!

 その時になって「地元の松戸も欲しい!といっても購入できるか疑問であり、その際、市民の方がどんな思いをするのか? 是非、この装置での検査拡充を検討すべきでは!準備は怠らるべきではない!」と強く訴えさせていただきました。

 

 しかし、答えは、、、、、はっきりとはしませんでした。手応えなしです、、、、

 

 多分、認可が下りれば、会社は当然、注目されますが(実はもうされていて株価は10倍ほどになっています)、松戸にも注目が集まるかもしれません。

 

 検査の拡充を、まずは医療機関、介護関係者などから段階的に進め、松戸としても検査の拡充で先頭を走り、他の自治体から注目されてほしいと思っています。

 何よりも、感染からの恐怖を早くなくすよう市には最善を尽くしてもらいたいと思っています。

 

 

 今回の質問で市の答えが不思議で理解しがたいもの!については次回で、、、