一般質問で市の答えが不思議?に思えて仕方ないところがありました。
それは、来年度の市税収の見込みに対する答弁です。
まず質問の内容ですが、
コロナの影響で、市内経済に大きな影響が出ている。そのため来年度の市税収入は大伴場に減少する懸念がある。また、その対応として予算に見直し、事業、とりわけ大型事業その中でも不急と思われる新松戸の区画整理事業は見直しをする必要があると思う。
来年度の市税収入見込みは?
予算事業の見直しは?
と質問しました。
対する市の答えは、
「市税収入が大きく落ち込むことは無いと考えている。なので、大型事業、新松戸についても見直す考えはない。」
とのきっぱりとした答弁でした。
しかし、世の中、これだけ大きな影響が出ているのに、松戸だけ大丈夫なはずもなく、危機感がないのが不思議に思えましたので、再度以下、質問しました。
「大きく落ち込むことは無いとのことだが、まず、その大きくとはどの程度のものなのか?また、市はコロナ感染の第2波第3波は来るものと想定しているとしているが、そうした影響も見込んでいるからこそ、来年度の落ち込みは大きくないと答えているはずなので、第2波3波の市税収入への影響についてどの程度と見込むのか教えてください」
この再質問に対する市(財政部長)の答えは
「正直、わからない。」
驚きました!最初の答えは「大きく落ち込むことは無い」としていたのに、、、、、
なぜ、少し掘り下げて聞いたら答弁が変わるのか?まあ、ある意味本当に正直なんでしょうけど、、、、、 しかし、市としてこれで大丈夫なんでしょうか?
危機感をもって対応(予算に見直し等)しないと、借金がさらに増えてしまうのは明白です。
ただでさえ(コロナ前)、市借金の限界値1436億円と大型事業費との整合性が図られていないのに、このまま大型事業を行えば結果は目に見えていると思います。
今年度の市税収入見込みは690億円、そのうち、市民税は360億円を見込んでいます。
少なくと市民税は2割程度は落ち込む可能性があると、また、そのように想定して市の運営を考えていたほうが良いと思っています。それが危機管理と思います。
なので、70億円プラス市立病院への繰入金10億円?の80億円程度は想定しておくべきと思います。
なぜ、こんなにもかたくなに市税の落ち込みを話さないのか?不思議です。
それは、大型事業は何が何でもやりたい!
ので、市税収入の落ち込みという現実を話してしまえば、事業の見直しに話が飛び火してしまう。そのを恐れているからとも勘繰れます。
市川市などは、松戸市よりも事業者支援などコロナ対策にお金を使っています。
コロナ対策よりも大型事業?
今は、なによりコロナ対策だ!と考える私が間違いなのでしょうか?