8月2日、千駄堀の総合医療センターで午後から、一部公開で「跡地活用事業者選定の2次審査」がありました。
先月7月に行われた1次審査を通過した4者が最終プレゼンテーションを行い(この部分は公開)、その後、価格の提案が行われ、総合評価1位で、
株式会社ヤオコーへの売却が事実上決定となりました。
審査結果は下記をクリック!
売却価格はなんと!32億4500万円ほど!
跡地の面積は合計で約4400坪なので、計算すれば1坪当たり約74万円となります。しかし、今回の売却は、古い旧病院建物そのままでの売却、現況有姿での売却ですので、解体費用は買い取った先の負担となります。
噂ではその解体費用は約16億円以上とも言われ、この解体費用込みで試算すれば、 約49億円÷4400坪=坪111万円
本当にその価格の高さにびっくりです!
しかし、今回の売却は、提案評価点(地元への貢献度など)+価格点=総合評価点
となっていて価格だけで選考されるわけではありませんでした。
(価格点=提案価格÷500万円、10億円なら200点、 提案評価点は200点満点)
株式会社ヤオコーは、事業提案評価点は120点と4者中最下位でしたが、価格点は649点とダントツの1位、結果、総合評価769点となり、次点のコープみらい475点(ちなみに事業提案はトップ)に大きく差をつけて最優秀提案者となりました。
「地元貢献よりも価格で決まった」とするならば、今回の決定は何か釈然としない感じもしますが、今の旧病院の放置並びに周辺の状況を考えれば早く決めるしかないのも事実です。また、病院の経営から考えれば、少しでも高く売れることは有益なことです。
やはり、自分の中で事実を消化するしかないと思っております。
尚、気になる開業時期は、プレゼンテーションの際、契約後の4年後となる見込みと聞いております。