市長に要望書提出! STOP! 新松戸区画整理事業!

 本日24日は、決算特別委員会が開催され各会計決算について採決が行われました。

 

 そして、委員会終了後、その足で、市長室に出向き、要望書の提出を行いました。

 

 要望の内容は「新松戸東側土地区画整理事業の凍結」です。

 

 この区画整理事業は多くの問題点があり、こうした点をビラにして配布もこれまで行ってきましたが、一番の問題は、「赤字のマンション販売(保留床)計画」ではないかと思っています。

 市が千葉県に提出した事業計画書によれば、地権者以外の一般向けに販売するマンション部分は、約90億円の建設費で建てたものを、71.2億円で販売する計画となっています。

 この件について、今年の予算委員会(3月)で質問しましたが、市は「赤字のように見える計画」と謎の答弁をしています。

 なんで赤字の計画なのか?はいまだに謎です。

 

 その他にも、市は区画整理と一連で新松戸駅常磐線快速電車停車駅にするとしていますが、その内容(どうやって停めるか)と市の負担額は全く市からは示されていません。なので、新松戸の事業が一体全部でいくらになるのか?まるで分りません。

 なのに市は事業を着々と進めようとしています。

 

 市役所の建て替えやごみ焼却炉建て替えをしなければいけない今の松戸市、かつ、コロナで税収がいくら減るかわからない状況の中、いくら全体でかかるかわからない事業を一番先に進めることは、本当に解せません!!

 駅前広場の必要性などはもちろん理解できますが、やはり、ここは立ち止まってもう一度、事業費や財源の見通しを精査すべきと考えています。

 

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合計議員14人での提出!

松戸市長 本郷谷 健次様 

     「新松戸駅東側土地区画整理事業の凍結を求める要望書」

 

 日頃より市政運営のご尽力いただきまして、誠にありがとうございます。

 さて、表題の新松戸駅東側区画整理事業につきまして、かねてより本会議、委員会等で様々な疑問や課題の指摘をさせていただいているところですが、特に本事業は本市財政状況に鑑みたときの影響が極めて大きく、事業性に関する疑念が十分に払しょくされたとは言えません。

 本事業は莫大な市民の税金が投入される松戸市施行の土地区画整理事業であり、市長により最優先課題と明確に位置づけられていることから、当該地区内の問題にとどまらず、多くの市民の関心ごととなっております。

 さらに新型コロナウイルス感染症が依然として全国で蔓延しており、終息の見通しも立たない中、日本経済に与えている影響は日々深刻さを増しており、本市財政に与える影響も例外ではありません。よって下記の通り要望します。

 

1、本市財政に莫大な負担となる新松戸駅東側土地区画整理事業は、当面の間、凍結すること

2、そのうえで、地域住民がかねてより要望してきた狭隘道路の解消、適度な駅前広場の整備、排水問題の解消をはかること

                             以上