公共施設再編検討特別委員会(市役所の建て替え検討)第3回、終了!市は本当に市役所の建て替えがしたいのか?それとも、、、

 本日、9月議会初日の午後2時から、市役所の建て替えを検討する公共施設再編検討特別委員会が開催されました。

 

 今日は、前回、各委員が、市に投げかけた質問に、まず市が答え、それに対して質疑を行うという議事進行でした。

 

 自分の質問に市がどう答えたのか?

 委員会のその場で回答が配布されたので、もちろん事前にはその答えがわからない状況でしたが、しかし、答えを見てびっくり!ほぼ質問にストレートには答えていないと感じました。

 よくもまあ、どっちともとれるようにうまく曖昧に答えられるもんだと思いつつ、質問をいたしました。

 

 市は相変わらず、新拠点ゾーンへの移転建て替えが最適としていますが、これには、大きく2つの疑問がありました。

 

1つは、建物の規模(広さ)についてです。

コンサルタントへ依頼!

 市は、「現状、庁舎は3万平方メートルだから、とりあえず、新庁舎建設も同規模の3万平方メートルで考えた」としていますが、市は一昨年、コンサルタントへ,市役所の必要面積を考えるための調査を依頼、「松戸市新庁舎面積算定業務報告書」を昨年春に受け取っています。

https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisei/siyuzaisan/hitsuyoumenseki.files/hitsuyoumenseki.pdf

 

報告書の答えは43289平方メートル

 報告書では、保管文書と物品量を現状よりも70%削減、保管図面量を50%削減した場合で、43289㎡。現状のまま新庁舎へ持ち込むとなると52760㎡必要としています。

なぜ、3万平方メートルでの検討となったのか?

 コンサルタントの結果を受けてなお、なぜ、3万としたのか?と聞けば、相変わらず、「現庁舎床面積に、とりあえず、あわせた」との答弁。

 「とりあえずなら、43000㎡で考えるのが当然だし自然では?」と聞けば

「、、、、、」はっきりとした答えはありませんでした。

コンサルタント料は1650万円!

 そして、コンサルタントへの委託料はいくらだったのか?の問いには

「約1650万円」との答弁。

 1650万円もの税金をかけて出した答えをなぜ参考にしないのか?と聞けば

「ないがしろにはしていない」との答え。

 ないがしろにしていないなら、43000㎡で考えるべきでは?の問いには

「、、、、」よくわからない答弁。

 

  はっきり言って、1650万円は無駄になったとしか思えません!

 はなから、現庁舎の床面積に合わせるのであれば、コンサルタントに頼む必要はなかったと思います。

 訳が分かりません!市にとって1650万円はそんなにどーでもいいものなのか?と多少なりとも税金を払ってるものにとっては腹が立ちました!!

 

 もう一つの疑問は?  長くなりそうなので、、、つづく、、