私が議員になったきっかけの一つでもある「議案に対する賛否公開」ですが、ようやくようやくこの9月議会の結果から始まります。
議案に対する賛否公開とは?
ですが、これまで何度もお伝えしてきたように、これまでの松戸市議会では、議案に対してどの市議会議員が賛成したのか、あるいは、反対したのかの公開は行われていませんでした。
これを他の自治体議会のように、誰が賛成、反対を議会だよりや議会ホームページ上などで公開することが「議案に対する賛否公開」です。
なぜ、賛否公開は行われてこなかったのか?
簡単に言えば、反対が多かったからです。
主に賛成ではなかったのは、議会の多数派である自民党、公明党の保守系と呼ばれる会派(議員)でしたが、彼らのこれまで主張していた反対の理由は
①議案に対して「反対」とだけ掲載されれば、誤解を招きかねない。反対理由もつけて公開すべきだが、議会だよりなどは紙面に限りがある。
②議会だよりで、他の掲載事項と比べて賛否公開が優先事項とは思わない。
③だれが賛成したのか反対したのかの確認が正確に取れないのではないか。
等々でした。
①②はホームページ上の公開であれば、問題はありません。
③については、他の議会では職員による目視や、組み合わせでそのあと、各議員の賛否を紙面に記入してもらい確認するなどの方法で行われているところも多く、問題はないと考えていました。
一番の反対理由が解決!賛否公開へ!
しかし今回、この反対派?の議員が、ネックとしていた賛否の確認方法ですが、電子採決システムの導入がなされ解決されることになり、無事に賛否公開へとなりました。
賛否の公開は、議会だより、ホームページ(議案への賛否理由も任意で公開)で行われます。
なぜ、10年もかかってしまったのか?本当に不思議でなりませんが、やっとの思いでこぎつけた賛否公開、是非、皆様にも見ていただきたいと思っています。