昨日9日の午後、旧市立病院の解体現場に行き、工事を請け負う株式会社安藤・間の担当の方から、解体工事の状況についてお話いただきました。
まず、現場の様子を見学&写真をパチリ!
解体完全終了まではあと一年!
写真のように、解体は大方終わったように見えます。
そこで、担当の方に、「解体工事は、予定より早く終わりそうですね」と聞けば、
「いえいえ、あと一年はかかります。上物(地上部分)は終わったように見えますが、これからもっと大変な地下部分の解体、そして、土壌汚染除去を行わなければなりません。」とのこと。
「それでは、いつまでかかりそうなのですか?」と聞けば、
「来年の12月まではかかりそうです」との答えでした。
土壌汚染について
解体スケジュールを聞いた後には、一番気になる土壌汚染の除去について、お聞きしました。
まず、土壌汚染が起きている場所ですが、旧3号館の地下、二か所で、六価クロム
旧5号館の下で、鉛がそれぞれ基準値を超えています。
特に、六価クロムは、3号館の地下室のさらに下の層の地下水にも汚染がみられるためこちらの除去が大変そうですが、来年の9月ごろから除去作業を開始する予定とのことでした。
横10m×縦10m×深さ20mをしっかりと囲い、汚染水等の広がりを防止、その囲い(鉄板のようなもの)は、その後、建物が出来た後も残しとのこと。
又、汚染土壌&水を除去した後は、約2年間のモニタリング測定を行い、3か月ごと
に市の環境保全課に報告するとのことでした。
解体にあと一年ということは、その後の建設工事も一年程度かかると以前の説明会で聞いていますので、ヤオコーのオープンはどうやら再来年になるのではと思います。
心配事もありますが、閑散とした旧市立病院周辺を歩くたびに、早く賑わいと思いつつ現場を後にしました。
以下は、一昨年市が発表した土壌汚染についての報告です。