又、代表質問時間が半減に!減らしすぎでは?議会運営委員会のご報告!

 昨日、AM10時から、議会の運営を話しあう議会運営委員会が開催されました。

 

 議題は、「3月定例会の新型コロナウィルス感染症対策について」でした。

 

 具体的には

 ①代表質問の時間をどうするか?

 ②議案質疑の時間をどうするか

 ③予算審議で、個々の議員の質問時間に制限を掛けるか

 でした。

 

代表質問の時間制限については、自民党系議員から、コロナ感染症対策のため、昨年と同様に各会派の持ち時間を、一律で約50%減にするべきでは」との意見がでて、その是非について話し合いが行われました。

 

 半減とする根拠は? 市民の方からも、質問時間の削減に反対する意見(陳情)もあるのですべきではない! 等々様々な意見が出ました。

 

 私からは「感染状況からして、ある一定の時間削減は伊熱田仕方ないかもしれないが、一方で、コロナ禍で、苦しんでいる方々が多い今こそ、議員として、市に対して、疑問や意見、提案など多くすべき時と考える」として、具体的には

 これまで、質問時間の短縮等、感染対策を行ったおかげか、議場内での感染は確認できていない。

 なので、12月議会までの一日の総質問時間を踏襲(12月議会までは、1人25分の持ち時間で最大11人まで行っていた)25分×11人で275分を一日の最大時間として各会派に振り分けたらどうか。

 つまりは、一律半減ではなく、まずは、一日の議会開催時間を決めて、そこから各会派に割り振るべきではないかと提案しました。

 

 しかしまとまることは無く、採決が行われ、反対3,賛成7で、以下のように、代表質問の時間半減が決まってしまいました。

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 続いて、②の議案質疑の時間について、これまでのコロナ禍対応(通常30分のところを10分)を続けるか?の話し合いが行われました。

 

 私からは、「感染対策のため、代表質問の時間は半減となった。なので議案質疑の時間も、当然に半減するのが市民の方への説明もしやすいはず。質疑時間だけ3分の1にする妥当性が見いだせない」と意見を述べました。

 

 しかし、こちらも多勢に無勢、採決の結果、議案質疑時間は10分(通常に3分の1)と決まってしまいました。

 

 続いて、③予算審議における個々の議員の質問時間に対する制限 についても、採決で反対しましたが、制限がかかることに決まってしまいました。

 

 感染対策が必要なのは理解できます。

 なので、感染対策の強化、例えば、議員のPCR検査実施、二酸化炭素濃度測定計の導入など出来る対策を施したうえで、質問時間の短縮を行うべきではないかと思います。

 

 議会としての果たす役割をどう担保するか?と感染対策のバランスが大切です。

 こうしたできうる対策をまずは行うべきでは?と思いつつ、約3時間に及ぶ委員会は終わりました。     とほほ、、、、