いざ!決着は市長選へ、、、
ということで、病院を守る最後の戦いと意気込んでいた平成22年3月、川井前市長との戦いの前に、立ちはだかったのが、某市内民間病院の総長でした。
ポイントは病院問題が争点!
しかし、当時、本郷谷現市長(当時は市議会議員1期目)が所属していた民主党ではもう一人、市長候補に名乗りを挙げていて、それが病院の総長でした。
そして、その総長の主張も「病院現地建て替え」でした。
市長選は、明らかに、川井前市長方針の紙敷(現東松戸)への全面移転か、本郷谷現市長方針の現地1号館の建て替えという病院問題が一番の争点でしたので、医療の専門家である病院の総長の主張のほうが、同じ内容を言ったとしても、より現実的で実現性のあるものと捉える方も多く出てきました。
民主党内での候補者争い!病院総長VS本郷谷
そして、当時の民主党は、政権交代となったばかりで、とても人気がありました。
なので、この民主党内での市長候補選は当時注目されていたように記憶しています。
そしてこの戦いに勝たなければ、民主党の支持で、市長選に出ることが出来ません。
今から思えば、ここが現市長にとって、最大の正念場であったように個人的には思えます。
住民投票の署名活動など、一緒に活動してきたこれまでの経緯からも、何とか本郷谷さんをと思っていましたが、聞こえてくるのは劣勢の噂でした。
そして、この勝負は、無作為によるアンケート調査結果で決まると聞いていました。
運命のアンケート調査結果は?
私は、民主党員でもなかったので、詳細は分かりませんでしたが、結果は、総長側の勝利と聞きました。
終わった、、、
と思いましたが、本郷谷後援会の方から連絡があり、「調査会社と総長側の病院とで、取引関係があったようで、それが原因で今回の結果は無効になった」と聞きました。
詳細は、よくわかりませんでしたが、どうやら首の皮一枚でつながった様でした。
同時に、この候補者争いは、民主党の理事会で決定されるとも聞きました。
こうなると、私にはもう祈ることぐらいしかないなと思っていましたが、ある日の朝、電話が鳴り、「今から2時間後に、理事会が始まる。商店会をはじめ、地元は、本郷谷支持ということを、六区の支部長であるU代議士に伝えてくれないか」との依頼があり、U代議士の携帯番号を告げられました。
すぐに町会長たちと相談し、結局、電話をすることに、、、、
国会議員に電話するということで、緊張しましたが、思い切って電話。名前を告げると、「原さんのこともお店のことも知ってるよ」と言っていただき、ほっとしたのをよく覚えています。
そして、用件を伝えると「お気持ちはよくわかります。私も上本郷の人間ですから」と言っていただきました。
そして、その日の夜。本郷谷さんから電話があり、「何とか私に決まった。いろいろとありがとう」と言われ、すごくうれしい気持ちと、これでようやく市長選のスタートラインに立ったと改めて思いました。
そして、ここから約1か月半、6月に向けての市長選応援が始まることとなりました。 (つづく)