昨日、松戸市は、「施設の貸し出しに関する事務の不適切な取扱いについて」と題した記者会見を行いましたが、いささか腑に落ちない所があり、ブログに書くことにしました。
まず、全体の内容は以下↓会見用資料を見てください。
この資料にあるように、問題なのは、市職員が特定団体(スポーツ団体)を予約が取りやすくするため、架空の8団体を作って、結果的に当選倍率を9倍にしたことです、
しかし不可解なのは、なぜ職員が利益もなしに架空の団体まで設立して不正を行ったのか?です。
この点、不正の動機について、資料の2枚目では
上記の6番で、
「定期的に子供たちのために活動していた団体が困っていたため」としていますが、グランドや体育館が取れずに困っている団体はほかにもたくさんありますので、
なぜ、この団体だけ優遇したのか?ということへの説明としては不十分です。
今後も、なぜ、不正が行われたのか?についてその原因をもっと市は究明すべきと思います。
それと、一番腑に落ちないのは、今回の不正での被害者は、予約が著しく取れなかった同じ体育館を使っていた他のスポーツ団体に違いありませんが、その団体に対して、どのような対応をしたのか、が分かりません。
市は、こうした団体に対して、まずは謝罪し、今回の原因、再発防止策についてもっと説明すべきと思います。
同じ、スポーツ団体の一員として考えるに、本当に釈然としない事件です。