昨日、約1か月続いた12月議会が終了しました。
様々な議案が採決されましたが、議案第50号と51号については会派全員で
反対をしました。(結果は賛成多数で可決)
↓ 議員の期末手当アップの議案第50号の詳細
giandai50gou (city.matsudo.chiba.jp
↓ 特別職(市長、副市長)の期末手当アップの議案第51号詳細
giandai51gou (city.matsudo.chiba.jp)
会派を代表してのDELI議員の反対討論は以下の通りです。
議案第50号松戸市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてと議案第51号特別職の職員の給与及び費用弁償の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についての二つについては、政策実現フォーラム・社民と立憲民主党の2会派を代表して反対の立場で討論を行います。
厚生労働省が発表した、10月毎月勤労統計調査によると、現金給与総額は27万5,888 円で前年同月比1.8%増、短時間労働者以外の一般労働者に限ると、現金給与総額35万7,332 円で前年同月比1.9%増となりました。
しかし一方で労働者が実際に受け取った給与である名目賃金から、消費者物価指数に基づく物価変動の影響を差し引いて算出した指数である「実質賃金指数」は前年同月比マイナス2.6%で、7ヵ月連続の減少となりました。
家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる11月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が去年より3.7%上昇しました。およそ41年ぶりの歴史的な上昇幅だという事です。
一般職の人件費の俸給の見直しは、ほかの委託で働いたりしている人たちの人件費のアップにつながっていくという部分があると思うので、賛成しますが、我々議員や特別職の期末手当については、一般の人たちには連動しません。
物価が上がっていく中で、なかなか賃金はあがらない中で、今回、我々議員や特別職の期末手当を引き上げるというのは市民の同意が得られないと考え、賛成することはできません。
議案には反対とさせていただきます。
以上、2会派を代表した反対討論といたします。
皆さんの満場の御賛同をよろしくお願いいたします。