6月議会終了!一般質問分かりやすく報告します!!

 昨日2日、各議案の採決が行われ(議案数も少なく全て可決)、6月議会が終了しました。

 

 今回の議会は、松戸市長が誕生し、初めての議会なので、各議員の一般質問では、市長の考えや市長選時の公約についての質問が多く、私も、市役所建て替え、新松戸の開発についてを聞きました。

 

 私が6月議会で行った一般質問について以下、なるべくわかりやすく報告したいと思います。

 

 質問項目は4項目でまず、1番目の松戸市斎場について」を報告します。

 

質問の背景は?火葬待ちがヤバい!?

 かねてより松戸市斎場(火葬場)の混雑による火葬待ちについて、市民の方や、葬祭業者の方から「何とかならないのか?」との問い合わせをいただいていました。

 又、私の母が昨年の11月に亡くなったのですが、その際も、8日間の火葬待ちがあり、遺体の安置に約20万円の費用がかかりました。

 自分で実際に火葬待ちを体験し、火葬待ちは費用もかさむことが分かったため、今回、自分なりの対策を市に提案することにしました。

 

(質問原文)

原ゆうじ質問

質問事項1,松戸市斎場について

 さて、皆さん。火葬難民という言葉はご存じでしょうか?言葉の通り、火葬したくても火葬場が空いていなく火葬が出来ない。こうした方を指す言葉です。

 火葬場が空いておらず「何とかならないか?」とのご相談を市民の方から、そして葬儀業者の方からも受ける機会があり、又、実際に、昨年末、私の母の葬儀も体験し、この言葉をさらに自分自身のこととして実感しました。

 母の葬儀の際は、結局、8日間火葬を待つこととなり、葬儀業者での遺体安置に一日当たり2万3千円、総額で20万円弱の費用が発生しました。

 この体験から火葬待ちは、経済的にも遺族の負担となることが分かりました。

 厚生労働省の人口動態統計によると、2022年の日本人死亡者数は、約157万人で前年比8.9%の増加で過去最多であり、平成元年に比べ約2倍になったとのことです。

 そして、国立社会保障・人口問題研究所では、死亡者は2040年まで増え続けるとの見込みを示しています。

 特に、都市部では、人口の流入や火葬場不足により、こうした問題はより深刻になることが想像できます。

 こうした背景を踏まえ、松戸市斎場の現状と今後についてお聞きしていきたいと思います。

 まず、火葬待ちの現状について、年平均では何日なのか?又、おそらく死亡者の増える冬季、ピーク時では何日となっているのか教えてください。

 次に、現状、松戸市斎場での、火葬実績は年約6000件と聞いていますが、その推移と今後の見込み、特に2040年の見込みをどう見ているのか教えてください。

 そのうえで、松戸市斎場の火葬能力は一日最大21件とお聞きしていますが、市はこの能力で果たして足りると考えているのか見解をお示しください。

 斎場の稼働日数は年約300日ですので、現状で、最大の火葬能力は21かける300日で、約6300件と試算されますので、すでにピークに近づいており、需要が増える今後はとても今の能力では足りないと私は考えます。

 そこで、今後の対策についてお伺いします。

 対策の一番は、なにより火葬能力を上げることです。火葬炉の増設についての考えについて教えてください。

 火葬炉の増設といってもおそらくすぐには出来ませんので、ここからは現状での火葬待ち短縮のため、すぐに取り組むべき対策について、私なりの提案を交えお聞きしていきます。

 1点目、友引の火葬について

 現状、本市斎場では、縁起が悪いとされる友引での火葬を行っていませんが、お隣の柏市では、火葬待ち短縮のため友引でも火葬を行っています。

本市でもまずはピーク時だけでも、友引での火葬を行うべきと思いますがいかがでしょうか?

 2点目、市外からの受け入れと使用料について

 市内の葬祭業者の方から、「松戸市は市外者料金が安いため、市外からの利用が多い」と聞きましたので、実際に料金を調べてみたところ、本市では15歳以上で5万円、柏市では82500円となっていました。

 そして、現在、市外利用が年280件ほどあるとも聞いております。

 収支についても年約2億円の委託料に対し、収入は約2900万円である状況、かつ、燃料代その他コストの高騰の状況も踏まえ、市外者利用料金について、柏市と料金をそろえるべく値上げをしてもよいと思いますがいかがでしょうか。

 最後、3点目、御遺体の安置について

 火葬待ちが長くなれば、遺体安置期間も長くなるため、遺族の経済負担が増すことは先ほど述べた通りです。

 松戸市斎場での遺体安置料金は一回6500円となっており、個室安置が主体の民間葬祭業者料金一日あたり2万から3万円に比べはるかに安価となっています。

 そこで、抜本的な解決策である火葬炉の増設が厳しいとするならば、現状の火葬待ちによる遺族の経済的負担軽減のためにも安置室の増設は出来ないでしょうか、市のお考えをお聞きします。

 

松戸市答弁

質問事項 1「松戸市斎場について」ご答弁申し上げます。
 はじめに、火葬待ちの現状についてでございますが、予約状況は日々刻々と変化しており、年平均についての具体的な数字は、把握してございませんが、令和7年3月中旬時点では5日ほど、最大は10日でございました。
 火葬件数の推移につきましては、令和4年度5,876件、 令和5年度5,798件、令和6年度5,992件となってございます。
 今後の推移及び2040年に見込まれる火葬数の具体的な数値につきましては、持ち合わせておりませんが、
近年の推移より、火葬数の上限が近づいてきていると認識しているところでございます。
 その対策といたしまして、令和5年12月から試験的に、そして令和6年度からは正式に、一日の最大火葬枠を20から21枠に増枠することにより、
 火葬能力は年間約6,300件といたしましたが、依然として、冬季において最大10日待ちという状況がございましたことから、
 現在休館日としております友引の日につきまして、火葬を実施している近隣先進市の事例を参考に、火葬枠の需要に対し必要な増枠を可能とするための、最適な方策について、引き続き検討を進めてまいります。

 この他、ご提案いただきました安置室の増設につきましては、現施設内での対応は困難でございます。
 また市民以外の方の火葬の料金のみを見直すことにつきましては、令和6年度の市外利用者は4.6%程度と対象者の割合が少ない状況ではございますが、
 議員ご案内のとおり他自治体と比較して松戸市の料金が安いという実態がございますことから、調査・研究に努めてまいります。
 いずれにいたしましても、当面の間は、現在施設の長寿命化を進めているところですので、現状の10炉を維持し運営を行いたいと考えているところです。
 火葬枠の追加後の火葬待ちの状況等をみながら、適切な方策を検討してまいります。

 以上、答弁といたします。

 

 以上が、市とのやり取りですが、要約すると

 火葬の現状は、年6300件の火葬能力に対し、年6000件の実績で、ピークと目される2040年を待たずしてパンパンな状態。

 そのため特に死亡者が増える冬季は最大10日の火葬待ちが発生。

この状況に対し原の提案

①火葬炉の増設は出来ないか?

→厳しい。現在の10炉を維持していく方針。

これは火葬炉の増設には時間と多額の費用がかかる為とのこと。

 

②遺体の安置室増設について

市の遺体安置料は1回6500円(民間は1日2万円から2万5千円?)

火葬炉の増設が難しいなら、火葬炉増設よりもコストの安い安置室増設は出来ないか?

→現在の場所では難しい(ほかの場所なら可能?この答えはありませんでした)

 

③すぐにできる対策について

友引の日(6日に1日にある友引の日は、松戸市では火葬を行っていない)の火葬実施について

→検討を進める(需要の高い冬季に実施する方向で検討、実施なら約17%の増枠)

柏市(8万2500円)に比べ安価(松戸市5万円)な市外者利用料金の見直しについて

(市内葬祭業者の方から、松戸市は料金が安いため他市の方の利用が多いのでは?との指摘があり質問)

→調査研究していく(おそらくは見直しの検討をするつもりらしい)

 

 原の提案に対し、答弁から、市は「一定の改善を行う」との前向きな姿勢は感じられました。

 特に、友引の日の火葬実施はすぐにできる対策として、委託業者との調整に入るようです。

 

 この松戸市斎場の質問に対する市の答弁は良かったのですが、、、、、、

 

 その問題の新松戸の開発、市役所建て替えについては次回に続く、、、