昨日17日、12月議会が終了しました。
↓ 議事進行表

↓ 市長提出議案

反対したのは議案第44号です。
議案の内容は、市立松戸高校の教職員の調整手当を段階的に4%→10%に段階的に上げていくというものです。

内容は、残業が多い教職員の手当(調整手当)を上げるものなので、何も問題ないと思います。なので、本来なら賛成すべきものと思います。
なぜ反対?教職員の調整手当とは何なのか?
これは、教職員(先生)の時間外超過勤務手当の代わりに支給するお金です。
教職調整額とは?制度の背景と増額の影響を教育専門メディアが解説
一般的な企業は、タイムカードがあり、時間外勤務の手当(残業代)は、その時間数に応じて払われますが、教職員の場合は、どこまでが残業なのか?の区別がつけにくい職業のため(国が言っている)、一定額の手当を一律に支給するというものです。
つまり言い方を変えれば、この教職調整額の制度は、「残業の定額制度」といえるかもしれません。
驚きの市立松戸高校の残業実態!!
千葉県教育委員会のホームページを見ると、県立高校の教師の残業は
月平均で、33時間28分 45~80時間の残業している教師の割合は20.8%
対して、市立高校の場合は
残業の月平均は、48時間58分 45~80時間残業の教師の割合は40%
となっており、圧倒的に市立高校の先生の残業の多さがわかり、過労死ラインを超える実態があると推定されます。
一方で、多くの私立高校の教師は、一般的な企業と同じように、タイムカードがあり、残業代もその時間数に応じて払われているようです。
こちらのほうが当たり前のことと思います。
調整額の引き上げそのものには賛成ですが、調整額を上げることだけでは問題解決につながらないとして今回、反対をしました。
国は、調整額を上げるのとセットで、主務教職員の創設や、時間外勤務の是正計画の策定を呼び掛けていますが、今回は、調整額の引き上げのみで、現段階では一番重要と思われる計画策定については何も市から提示はありませんでした。
調整額の引き上げ後、時間外勤務に対して、どのように対応するのか?と市教育委員会に聞いても、「県の動きを注視する」という答えでした。
そもそも、県立高校よりも時間外勤務が圧倒的に多い市立高校の教師ですので、県の動き、対応と同じでは問題が解決するとは到底思えません!
そこで、今回は反対を選択しました。
議案そのものは、賛成多数で可決となりましたが、今後も、この定額制残業制度とも思える教職調整額の制度の改善を呼び掛けていきたいと思っています。