昨日、市政報告会を開催させていただきました。
雨の中、約20名ほどの方にお越しいただき本当にありがとうございました。
今回は、若干、天候のせいもあり人数も少なめだったこともあり、参加された方々のご意見を頂く時間を多くとりました。
その中で、松戸市の23年、24年の人口流出問題について、質問が多く、皆様の関心が高いのがわかりました。
松戸市からの人口流出問題は3月議会の市民力代表質問で取り上げました。
内容は、24年の転入数から転出数を引いた数、すなわち転出超過数が全国の自治体で松戸市が3位の2199人だったというものです。 ちなみに1位は市川市、2位は郡山市でした。また、柏市、流山市は人口が増加しています。
ですので、放射能のホットスポット問題の影響だけが流出原因ではないということがいえるのではと私は考えています。
では、なぜ流出しているのか?
質問を通しわかったことは、
24年の主な地域別流入数は、市川市から335人、船橋市から44人、浦安市から45人
逆に流出先は、東京へ816人、柏市へ582人、流山市に230人、鎌ヶ谷市に183人、とのことで、
19年と23年の年齢別人口比較では0〜9歳2048人減、10〜19歳1214人増、20〜29歳5254人減、30〜39歳9304人減、40〜49歳11208人増、50〜59歳8856人減、60歳〜17313人増 でした。
このことから、市民力の仮説として、
①0〜9歳+20〜39歳の家庭が住宅地価の安価な柏、流山などへマイホームを求め流出。
②10〜19歳+40〜49歳の家庭が住宅地価の高価な市川、浦安地域から一戸建てを求め松戸に
③各世代(50代中心)富裕層は東京ベイエリアのマンション購入へ
④60歳〜は高齢化による増加
以上のような仮説を立て、市に質問をしましたが、十分な答えは出ず、アンケート調査を実施、その結果分析を急ぐとの答弁にとどまりました。
また、どのようにすればよいのかという提案もしました。
例えば、子育て政策の充実、松戸の魅力を高めるそして伝える施策などの提案をしました。
このまま人口流出が続けば、様々な問題、計画の変更が必要となります。
まずは的確な原因の把握を早急に行わなくてはならないと思います。
さて皆様は、この松戸の人口流出問題、原因は何であると思われるでしょうか?