3月議会報告、市立病院事業予算、反対しました!実は、、パート1

 3月議会の予算審査、お伝えしたいことが、いくつかまだあります。
 その中の一つが、26年度病院予算についてです。実は反対をしました。

 現在、千駄堀新病院建設は、事業者の入札辞退により、主だった動きはありませんが、仮に同じ計画で再募集すれば、おそらくは、我々(議会)が認めた134億円は確実に上回ることは確実であると思います。
 となれば、私が気になるのは、建設についてよりもその後の病院経営です。
 大幅な建設費の増は、減価償却費の増となってその後の経営を圧迫しますし、建設のための借金は、その利子と償還金の半分は、一般会計、つまり皆様の税金を使い払うこととなりますので、お金の使い方として病院にばかり税金投入してよいのか?とも思います。
 その病院経営についてですが、病院の経営にはご存知の通り、毎年、一般会計から、繰入(税金投入)をしています。 
 この額が大きくなれば、当然に税金投入が多くなり、財政を圧迫することになります。
 最近の繰入の状況は、市立病院(上本郷)には23年度約16.1億円、24年度16.6億円、25年度(推定)21億円程度になりそうです。
 そして、東松戸病院は23年度6.7億円、24年度8.4億円、25年度は10億円程度となりそうです。つまり両病院合わせて約30億円以上投入されている状況です。
 今の松戸市にとって、年30億円というのは大変に大きい額です。仮にもし30億円あればもっといろいろなことが出来る可能性もあります。
 さて、こうした状況で、多額の建設費を出せるのかということを考えなくてはなりませんが、まずは現在の病院経営を健全にしていくことが重要と思います。
 こうしたことを踏まえ、病院の26年度予算の審査をしました。
 結果として、東松戸病院の数字が、私としては受け入れることが出来ずに初めて予算に反対としました。
 
 パート2へつづく