いよいよ明日委員会審査!議案第12号一般会計補正予算、大荒れの予感!

 明日9月7日の10時から総務財務常任委員会が開かれます。

 はっきり言って大荒れの予感です!

 なぜか?と言えば、その根源は議案第12号の補正予算案、さらにはその中の債務負担行為の補正、生涯学習市民活動支援等拠点づくり事業の補正、限度額21億600万円(H29〜H40)
の審査があるからです。

 これだけでは、「なんのこっちゃ?」だと思いますが、少し解説しますと、「市は、平成29年度から40年度までの10年間、21億600万円で、伊勢丹松戸店の一部を借ります。」ということなのです。
 現在、上矢切にある松戸市民活動サポートセンター(通称:サポセン)の一部1300㎡と、千葉銀行松戸支店ビルにある旅券事務所を伊勢丹松戸店の4階の一部(4階フロアーの6割、約1600㎡)を市が借りうけそこに移すというものです。
 その家賃が1坪当たり28000円で、年間約2億ちょっとで、10年契約で総額21億600万円!
 はっきり言ってめっちゃ!高いです!
 調査をしましたところ、市役所そばに借りている教育委員会などが入っているビルは家賃坪当たり13100円、まちづくり課が入っているビルは7455円です。伊勢丹の家賃は2〜3倍です。
 
 では、なんでこんな高いところを市が借りようとするのか?

 先週の新聞報道でも出ていましたが、>伊勢丹への支援?かと言われています。

 現在の伊勢丹は地下1階から地上11階までを外資系会社から借りて営業を行っていますが、今回の計画案では、伊勢丹は地下1階から4階の一部までに縮小、そしてその4階フロアーの約6割を市の施設が入る計画となっています。
 そして、ここが支援?とされる理由かと思いますが、松戸市の借り先は、所有者である外資ではなく、伊勢丹から借りる、つまりは、また貸しで借りる案となっています。

 これまでの議案説明で、伊勢丹は所有者からいくらで借りているのか?とか、伊勢丹は間でいくら抜いているのか?といった質問もありましたが、市担当は、「わからない」との一点張りでした。

 今回の議案は、本当に疑問ばかりです。
1私企業のしりぬぐいに、市の税金、公金をつかっていいのか?
サポセンの引っ越し先として選んだとのことだが、他の候補地情報が全くないこと
市の施設(サポセン、旅券事務所)が入ることで年10万人の来場があり、年6億3000万円の経済効果が見込めるとのことだが、一人6300円使う計算、本当にそんなに使う?

 などなど、疑問だらけの議案です。本当に大荒れの予感です。

 たぶん通らないだろうなあ、、、と思うのは私だけでしょうか?