市政報告会、ダブルヘッダー終了!ありがとうございました!!

 一昨日の土曜日、稔台、六実両市民センターで市政報告会を行いました。

 

 主に、市役所建て替え問題と六実では、ごみ焼却施設建設問題についても、お話をさせていただきました。

 

 当日は、35度に迫る大変な暑さでしたが、お越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

 又、コロナの状況を見極めつつ、9月後半から10月前半にかけて精力的に報告会を行いたいと思います。

 

 詳細が決まりましたらお知らせさせていただきます!

 

 

 

市役所建て替え問題!委員会の中間答申出る!パート2

 中間答申(案)が委員から出されましたが、少々疑問点もあります。

 

 まず1点目は、

 新庁舎の上限面積についてです。

 

 過去の委託調査(必要面積算定業務)で求められた面積から、中央保健センターと衛生会館の面積を引いたものとするのが妥当としていますが、

令和2年3月の必要面積算定業務では2つの面積が載っています。

 

 ア:保管文書、物品が現状のままの場合は、52,760㎡。

 

 イ:保管文書、物品が現状よりも70%削減できる場合は、43,289㎡

 

 このどちらの数字を採用するのかが明確にはなっていません。

 

 おそらくは、イの43,289㎡を採用するとは思いますが、そのためには文書、物品の7割削減が必須となります。

 

 しかし、具体的にどのようにして7割の削減をするのか?他市の事例はどうなのか?

など、文書物品の具体的な削減方法について、委員会で話し合ったことはないように思います。

 この7割削減でも十分にキツイと思いますが、さらにここからデジタル化の進行が可能として具多雨的な方法、施策なしで削減議論を進めるのはかなり危険なことと思っています。

 

 疑問点2つ目として

 委員会の諮問事項が、「必要面積算定業務調査結果の時点修正」にもかかわらず、この結果の検証をなぜかしていないという点です。

 

 そもそも前回の委員会までは、調査結果(全65P)が委員に渡されていません。

 

 渡されていたのは、その中の結果部分が載った1ページだけです。

 

 もちろんその調査をした株式会社イトーキを呼んで話を聞くなどはしていません。

 

 調査結果の時点修正というのなら、まずはこの調査結果が出た経緯や算出方法などの検証すべきではないかと思っています。

 

 何のために公金1650万円を調査に費やしたのか!と怒りたくもなります。

 

 最後3番目の疑問点として

 他市で行われている調査が欠けている点です。

 

 市役所建て替えでは、「市庁舎の適正規模」について、もちろん他市でも議論がされるのがほとんどですが、その規模の考察では

 ①同程度の人口規模自治体の新庁舎面積調査

 ②旧総務省起債対象事業算定基準による算定

 

 この二つの調査を行いその結果から適正規模を検討しているケースがほとんどで、この検討結果、検討方法などを「市庁舎基本構想」に記載しています。

 

 しかし松戸市の基本構想では、なぜかこれらの調査がされていません。

 

 普通ではないようです!

 

 例えば、今年新庁舎が完成する人口約40万人の長崎市市役所は延べ床面積(庁舎部分)は46,228㎡のようです。

 

 こうした他市事例をいくつも挙げて検討するのも必要なことと思います。

 

 市役所の規模は、建設費に直結します。

 

 適正規模について、「なるべく小さくしたい」のは当然ですが、その理由が、

 移転候補地に収めるため

 と受け止められないように疑問視されないようにしなくてはならないと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

市役所建て替え問題。委員会の中間答申(案)出る!パート1

 昨日19日の午後、オンラインで「松戸市庁舎整備検討委員会」第7回目が開催され

以下のような中間答申(案)が出されました。

 

原の考えるポイント!

 たくさんのことが答申に書かれていますが、ポイントは、諮問事項が「必要面積算定業務結果の時点修正」ですので、新庁舎の規模にかかわる部分であると思います。

 なので、ポイントは3点

 1つは、市の通常での基準では、耐震性に課題のない別館、議会棟は、建て替えを含め更なる検証をしていくとして、結論は先送り。

 

 2つ目は、中央保健福祉センターと衛生会館は建て替えをせず、そのまま使うこと。

 

 そして3つ目、新庁舎の面積の上限は、過去の委託調査で求められた新庁舎面積から、上記の中央保健センターと衛生会館の床面積を引いた面積とするのが妥当。

 

 この三つではないかと思います。

 

新庁舎規模の上限は?

 ということで、新庁舎面積の上限は、必要面積算定業務で出た43,289㎡から、中央保健センター881㎡と衛生会館1,841㎡を引いた40,567㎡ということのようです。

 ということのよう、、とあいまいになってしまうのは、必要面積算定業務では、2つの面積が載っていて、その数字のどちらを選択するのかが答申書に書かれていないからです。

 

 さらに、いくつかの疑問もあります。

 それは、、、、、(続く)

 

 

 

 

 

明日、中間答申出る!どうなる?市役所建て替え!

 明日、19日の午後2時から市役所の規模等を審議する「松戸市新庁舎整備検討委員会」が開催され、中間答申が出る予定となっています。

 

 この委員会は、主に民間の方が中心のもので、議員はメンバーに入っていません。

 

 市はこの委員会に対して、令和2年3月の株式会社イトーキに委託した新市庁舎適正規模(面積)調査結果の時点修正を以下のように諮問しています。

なぜ、調査結果を修正するのか?

 1650万円を投入し調査したものをわずか、2年しか経っていない時点で修正をする必要について市は、「デジタル化の進行とコロナ禍により働き方の変化がこの間にあったから」と説明しています。

 

 しかし、この調査結果(約4万3千㎡)は、デジタル化等を考慮してあり、現状よりも保管文書が7割削減できた場合の面積となっています。

 

 又、コロナ禍を経ての働き方の変化、これは「テレワークの進行」のことらしく、テレワークが進んだから、その分、市庁舎の面積を減らしてもいいよね?だから、前の調査結果を修正できるよね!ということらしいです。

 

 しかし、一般的に、市役所の仕事は、市民の方の個人情報を扱う仕事が多く、テレワークがしずらいとされています。

 実際に松戸市役所で「在宅での仕事が増えた」とは、聞いたことがありません。

 

修正したのはほかに真の理由が、、、、

 なぜ、これほど市が、2年前の調査結果を修正(小さく)したいのか?

 

 本当の理由は、他にあるのでは?とも勘繰りたくもなります。

 

 それは、移転候補地の面積が8,745㎡と小さく、容積率も400%のため、原則的には、最大約35,000㎡の規模(延べ床面積)しか建てることが出来ません。

 

 なので、調査結果(43,000㎡)通りなら移転は難しくなります。

 

 だから、修正を?と勘繰りたくもなりますが、いずれにしても明日の中間答申がどのようなものになるのか?

 

 傍聴に行こうと思っております。

 

 又、報告いたします!!

 

 

 

 

原ゆうじ市政報告会のお知らせ!今度は稔台と六実で!

 残暑が厳しい中、皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

 

 私も、先週、風邪をひき38度を超える熱が出てしまいました。

 

 幸い、検査では陰性で、今はすっかり熱も収まり元気となりました。

 

 8月も2か所で報告会を行いたいと思います。

 

8月27日(土) AM10:30~12:00

         みのり台市民センター第2会議室

 

8月27日(土) PM13:30~15:00

         六実市民センター 別館

 

 もちろん入場無料、予約不要です。

 

 皆様のお越しをお待ちしております!!

 

 

市役所建て替え問題、移転vs現地建て替え、新たな比較表が出る!

 一昨日、3日午後、議会で市役所の建て替えを話し合う「公共施設再編の特別委員会」が開催され、傍聴してきました。



 

 議題は、①「庁舎整備検討委員会のこれまでの経緯と今後について」と

②「市役所機能再編整備、比較検討報告書について」でした。

 

 ①は、主に民間の方々14人で構成される委員会のことで、市庁舎の役割,機能について考え、それを踏まえて、新しい市役所がどのくらいの大きさが必要かを委託した令和2年3月の調査結果「新庁舎必要面積算定業務委託報告書」の時点修正を行うことが

目的(市からの諮問事項)となっています。

 

 今回、移転と現地建て替えの比較表が出されましたが、当然、結論は「移転が最良」との結果となってました。

 

 中身については、個人的感想ですが、かなり鉛筆をなめたな!と感じました。

 ですので、中身については次回以降にこのブログで検証等をしていきたいと思っています。

 

 今回は前提としておかしいなと感じたことを書きたいと思います。

 

面積(延べ床面積)を、34,980㎡とした点。

 これは、移転候補地が8,745㎡であり、容積率が400%であることから

 8,745×400%=34,980㎡ つまりこの土地での一般的な最大値がこの大きさということのようです。

 

 しかし、前回までの比較は、現行の市役所の床面積、約3万㎡が前提でした。

 なぜ、今変えたのか?不思議です。

 

なんで今、比較表?

 今、市役所の面積などは、先ほどの庁舎整備検討委員会で話し合いがされており、次回の委員会で中間答申が出る予定となっています。

 

 しかし、この比較表では、移転の際には最大約3.5万㎡としています。

 こうした数字を今出せば、何のための委員会なのか分からなくてなってしまいます。

 

  面積を諮問して、その中間報告の前に、「はい!移転の際はマックス3.5万㎡」と言ってしまえば、それなりに委員会の答申にも影響を与えかねないと思います。

 

 なので、比較表を出すなら、委員会からの答申がでて、面積が決まってから作らなくてはだめだと思います。

 面積が変われば、当然建て方も変わるし、金額も変わります。

 現時点での比較表はあまり意味がないと思います。

 

諮問内容は、新庁舎面積算定業務の時点修正。2年前の調査結果なのに、、

 庁舎整備検討委員会への市からの諮問は、新庁舎面積算定業務報告書の時点修正です。

 

 まずこの報告書は、市が株式会社イトーキに1650万円で委託した調査の結果報告書であり、デジタル化によって、現状より保管文書や物品を70%削減できたとして

43,289㎡が必要面積との結果でした。

 

 もうお気づきだと思いますが、この結果なら、移転候補地での建設は難しくなります。

 

 この報告書は令和2年に出されたもので、そこから2年しか経ってないにもかかわらずもう時点修正?

 本当にその理由は、コロナ禍での働き方の変化やデジタル化の進行なのか?

「この結果だと移転が難しいからもう一度やり直す」といってもらったほうが、すとんと腑に落ちるのはさて、私だけでしょうか?

 

本当にきちんと調査結果の時点修正がされるのか?

 何度も書きましたが、委員会への諮問は新庁舎面積算定業務報告書の時点修正です。

 

 しかし、委員会のメンバーには、この報告書が渡されていないことが明らかとなりました。

 

 結果の部分、1枚だけしか渡されていません。

 

 これで、本当に時点修正が出来るのか?疑問です。

 

 結論に至った経緯やその理由、手法などを見なければ議論は深まらないと思います。

 

 せめて、この報告書をつくった株式会社イトーキを呼んで説明をしていただくなどをしなければならないと思っています。

 

 まあ、結果が3.5万㎡を超えてしまうと都合が悪い?のかもしれませんが、あまりに恣意的にその結果を変えようとするならば、それはイトーキさんにも失礼な感じがしないでもありません。

 

                            続く

 

 

 

 

 

 

 

市政報告会、トリプルヘッダー終了!ありがとうございました!!

 今日、市政報告会を初めて一日で3回行いました。

 

 朝10時半からの古ヶ崎市民センターを皮切りに、五香市民センター、そして、明市民センターで、終了は18時でした。

 

 内容は、市長選挙の振り返り、市役所の建て替え問題、市立病院の再編なをどお話させていただきました。

 

 今日は、35度と飛び切り暑い中、わざわざ来ていただき、本当に感謝、感謝です。  

 ありがとうございました。