我孫子市に視察にいきました。

 5月10日、我々の会派「市民力」と「社民民主の会」の議員7人で我孫子市に視察に行かさせていただきました。

 目的は、常設型住民投票制度である我孫子市市民投票条例について、学ぶためでした。

 前回のブログでも書かさせていただきましたが、現在、松戸市でも常設型住民投票設置に向け、検討委員会がひらかれています。

 9月末には、答申が出され、我々議員で審議されると思いますので、しっかりと勉強しなければと思い、色々と我孫子市の担当の方に質問させていただきました。我孫子市の担当の方には、丁寧に答えていただき、本当にありがたく思っています。

 さて、我孫子市市民投票条例の特徴は主に以下の2点と感じました。
1:対象事項について、ポジティブリスト方式を採用している点
2:成立要件が投票資格者総数の3分の1以上としている点

 そして、条例の内容とは関係ないのですが、私が一番驚いたのは、この常設型の住民投票制度を作るきっかけとなった「常設の住民投票制度を求める陳情」(平成13年9月)
中央学院大学の学生によって出されたことでした。

 当時、住民投票制度を持つ自治体はかなり、少なかったと思いますが、そうした中で、学生の力によって、日本でも珍しい新しい制度が作られたこと、本当にびっくりしたと同時に、我孫子市民の自治に対する関心の高さも感じました。(ちなみに、我孫子市の地方選挙の投票率は約50%弱くらいだそうです。)

 これからも、より松戸に合った住民投票制度を考えるために、とくに我孫子市よりも、人口の多い都市へ、視察に行きたいと考えています。又、その時の様子は皆様にお伝えしていくつもりです。

 尚、この日は我孫子市の市民参加による平和事業についても、学ばさせていただきました。