2月27日月曜日、市立病院建設検討特別委員会がありました。

 本日、午後一時半より、病院建設の委員会が開催されました。

内容は23年度両市立病院の補正予算(議案第53号)の審議でした。

毎年、この時期に年初の予算に対し、予算の変更があると行われるものです。

市立病院にはその経営に対し、市から年に約20から30億円の税金を投入しています。

その税金投入の額が大幅に改善されたことが今日の委員会でわかりました。

上本郷の市立病院は22年度約20.2億円だったのが、今年度23年度は16.1億円と約4億円の改善となり、おそらく、ここ十数年では初めて、国が認めている繰入基準内に収まる予測とのことでした。

 病院関係者の方の努力に対しては感謝、感謝です。

しかしながら、少し、わからない点がありました。

本日、私が質問をさせていただいたことなのですが、市立病院の経営を見てみますと、医業収益(売上)から医業費用(人件費、薬品費、他経費)を引いた医業収支が22年度と23
年度を比較すると約2.2億円の改善がありました。

 しかし、市からの税金投入額(繰入金)は約4億円もの減少です。4億円から2.2億円を差し引いた1.8億円はどこから生まれたのか、どういう努力をした結果なのかという質問をしたのですが、はっきりとした答えがありませんでした。

 病院経営が改善され、繰入金が減ったことは大変によいことで、感謝するものですが、それでもまだ、16億円ほどの税金投入があるのも事実です。

 よりいっそうの改善をするためには、どの経営改善により、どのくらいの額が改善となったのか、その原因はしっかりとおさえておく必要があるのではと思います。

 本日、そのことを話し、議案に賛成をいたしました。

また、補正予算の中に千駄堀を中心とした新病院計画調査の予算約三千万円が含まれていました。

 内容は用地測量業務で2100万円、基本計画調査で840万円です。

こちらも含め議論はありましたが、全員の賛成で議案は可決となりました。

私としては正直、ほっとした気分です。