朝日新聞の記事に注目!

 昨日から降り続いた雪の多さには、大変驚いています。
 昨日、土曜日はさすがにお店(パン屋:サンエトワール)を休まさせていただきました。
 従業員の方々の安全を考慮してのことですが、ご迷惑をおかけしてしまったお客様には、大変に申し訳なく思っております。
 
 さて、記録的な大雪に見舞われた週末ですが、気になる記事が2つ、朝日新聞に掲載されていました。
 1つは2月7日一面の記事でタイトルは
重症向け病床、4分の1削減 医療費ふくらみ方針転換 厚労省です。
 内容は、厚労省は、重症向け患者のベット数(急性期病床)を2015年をめどに全国約36万床の内、約4分の1にあたる9万床を削減する方針を固めたというものです。
 急性期病床の診療単価は高いのですが、実際には急性期ではない(重症ではない)患者が入院を続けるケースが目立ち、医療費の無駄使いと指摘されてきたことが要因で、具体的には4月から7:1入院基本料の算定要件を見直すことを決めたようです。
 この7:1入院基本料というのは、それまで、患者10人に対し看護師1人を配置する10:1看護から、患者7人に対し看護師1人の配置体制(7:1看護)に変えることにより、手厚い看護体制を目指すことになりましたが、そのために入院基本料の値上げが認められました。
 その7:1看護体制時の1日の入院基本料のことを言います。(約15660円)

 しかし、この看護体制導入時(2006年)の約8倍にあたる36万床にまで増えたことで、
医療費の増大や看護師の不足を招く結果となってしまったようです。
どうなる?千駄堀新病院!!
 さて、何故気になるかといえば、それは千駄堀新市立病院の建設に、この方針転換が影響するのではないかと思うからです。
 現在の市立病院でも、ようやく7:1看護体制が今年度、実現しました。
 しかし、実はそれは病床の稼働率が低いこと(70%前半)で可能となりました。
 本来の市立病院の病床数613床を7:1にするには、看護師が足りない状況です。
 そして千駄堀新病院の構想では、病床数600床、病床稼働率(入院患者数÷ベット数×100)90%、7:1看護体制となっています。
 また、現在の病院建設はこれまでお伝えしてきたように金額が合わず、入札が不調となり、止まっている状況です。
 
 そこで我々は、開院時600床はいったんあきらめ、病床数を削減させてオープンする事の検討は出来ないであろうかと考えています。
 理由は
①経営の問題
市内民間病院の建設ラッシュ、現在の低稼働率[70%前半)を考慮すると果たして600床で、90%の稼働率が達成できるのか疑問である。
②看護師不足
600床7:1にはあと看護師を120人以上は純増させなければならないようです。
はたして、開院までにその人数を確保できるのか心配である。
③工事費の削減
規模を小さくすることで、工事費の削減を諮れないか
以上、3点の理由だったわけですが、今回の記事から新たに
④7:1看護体制が600床で認められるのか?また認められたとしても診療報酬が低くなり、病院の経営に影響が出ると思われる
 上記の理由が、付け加えられることになりそうです。
 さて、どうなるのか?今後の調査を進めたいと思います。
 
松戸市の道路照明、100%LED
 翌8日の千葉版で上記タイトルの記事がありました。
 内容は今年度中に松戸市は道路灯(3160か所、4333灯)すべてをリース方式によりLED化することを伝えるものでした。
 そして、電気代の約6割が削減され、環境にも良いこと(二酸化炭素削減)がかかれていました。
 詳しい内容はすでにこの私のブログでもお伝えしてきましたので、省略しますが、やはり、自身の提案が実現し、こうして記事になることは正直うれしいです。
 大阪府に視察に行き学んできたことが無駄にならずに本当に良かったと思います。

 しかし、現在も書かさせていただいていますが、これに満足せず、公園灯、そして、LED化の本丸?防犯灯の全面LED化に、全力投球!していきたいと思っています。

 まだまだ、市には経費削減の余地、無駄を省く余地はたくさんあると思っています。