13日から始まったコロナワクチン接種の予約ですが、すでに予約受付中の5月6月枠はすでに埋まった状況です。
そして、この間、市民の皆様の問い合わせも多く、又、問題、課題も見えてきたように感じています。
まず、問い合わせが多かったのは、予約でどのくらい接種は行われるのかと今後のワクチンの供給と接種予定についてです。
予約の状況は?
今回の予約は、ご存じのように65歳以上の方が対象で、4月13日に133,903通の接種券が送付されました。
そして26日の段階で、約11万回予約済みとなりました。
今後のワクチン供給と接種について
28日の日に市から記者会見で発表された資料によれば以下のようになっています。
そして、5月10日から開始となる接種に向け、2日、八ヶ崎小学校で、接種の模擬訓練実施が予定されています。
6月まで、予約は埋まってしまいましたが、今後の供給、特に5月18日以降の供給量が見えてくれば予約の再開はあり得るようです。
又、7月以降の予約開始時期については、現段階では未定で、今後、決まり次第、広報まつど等で周知の予定となっています。
見えてきた問題、課題は?
一番の問題、課題はワクチンの供給不足なのですが、これは市でコントロールは出来ません。
市が抱える問題として、これまで私が受けた問い合わせ等の中で特に改善が早急に必要なこととして、2点、
①1回目の接種予約済にもかかわらず、2回目の接種予約が出来ていない方への対応
1回目の接種が6月中旬以降の方は、2回目の接種まで、おおよそ3週間空けなければならないことから2回目の接種予約が出来ていません。
しかし、接種の効能は、3週間を過ぎて空きすぎてしまうとその効能が下がるともいわれています。
なので、こうした方に対しては、7月以降優先して予約が取れるようにするべきではと思いますが、今のところ市からの対応は出ていません。
②ダイヤル回線(黒電話など)への対応が出来ない点
予約の受付は、ネットと電話で行っています。しかしその電話受付では、ガイダンスに従って、プッシュホン回線(デジタル信号)で選択しますが、黒電話などのダイヤル回線の方はこうしたことが出来ず、電話が切れてしまうといったトラブルの相談がありました。
市に確認したところ、やはり、対応が出来ていませんでした。
これは、今回の対象者が高齢の方であることを考慮すれば、想定しておくべきことであったように感じます。
以上、特に課題と思う2点も含め、市担当課には伝え、早急な対応をお願いしています。
ワクチン接種で、現在、てんやわんやの状況ですが、やはり、一番の改善策は、ワクチンがいつどのくらい供給されるのかの目途ではないかと思います。
早くより詳細な供給の目途を示していただけるよう、国にお願いするしかありません。