昨日、総務財務常任委員会が開かれ、補正予算の審査、新松戸学校跡地の基金条例の審査などが、10時から5時過ぎまで行われ（しんどかった・・）どちらも採決が行われ、委員会通過となりました。
そのなかで、皆様にも是非、気を付けていただきたいと思いましたのが、風疹についてです。
風しんそのものは、感染力はそう強くなく、症状も37度くらいの熱、発疹が3日くらい続くもので、「三日はしか」とも呼ばれています。
問題なのは、妊娠初期の方が感染すると、赤ちゃんの耳や目、心臓などに障害が出る
「先天性風しん症候群」の恐れがあることです。 その風しんが現在、大流行、今年の患者数はすでに、昨年1年間を大きく上回っています。
松戸保健所管内でも、24年1−12月で4例だったものが、今年、25年１−５月で35例となっています。
全国的に見て、患者のおおよそ９０％が成人で、男性では20−40代、女性では20代が多くなっているようです。
こうした状況から、全国自治体の多くで、大人の方に対する予防接種の呼びかけ、及び費用の助成をするようになってきています。
そこで、松戸市でも、同じように予防接種への助成を行うため、補正予算を組むべく、議案提出となりました。
予防接種の助成額は、風しんワクチンの予防接種に対し、4000円、麻しん、風しん混合ワクチン（MRワクチン）のほうは6000円です。
尚、生活保護受給世帯の方はそれぞれ最高で倍額の助成となっています。
助成対象は、妊婦の夫及び同居の家族、妊娠を予定している女性、及び夫、同居の家族です。
詳しくは松戸市のホームページ http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/kurashi/syussan_kosodate/yobousessyu/huushin_josei.html
ご参照ください
審査の中で、他市の助成状況（金額、助成対象）ワクチンの充足状況などを確認させていただいたうえで、私ももちろん賛成とさせていただきました。
該当される方には、一日でも早く多くの方に予防接種を受けていただきたいと思っています。
