6月議会、真っ最中!原ゆうじ、一般質問無事終了!

 6月議会が続いています。
 昨日、無事に一般質問を終えました。
 今議会では、31人の質問者がおり、私は13番目で登壇、持ち時間60分フルに使っての質問となりました。
 大きく3項目の質問をさせていただきましたので、数回に分けながら、このブログで皆様に報告していきたいと思います。
 今回は、「公園灯のLED化について」を報告します。
 以前にも書かさせていただきましたが、昨年の12月議会で一般質問で提案いたしました「道路灯の一括リース方式によるLED化」が今年度予算化され、年約4000万円ほどのコスト削減が見込まれています。
 そこで、電気消費量の大きいであろう公園灯についてもコスト削減、減CO2のため、LED化が出来ないかということで、その可能性を聞きました。
 まず、公園灯の現状ですが、総数750灯、ランプ300ワット水銀灯を主に使用とのことでした。
 電気料、電球交換代などの詳しい維持管理料の内訳をお聞きしたのですが、残念ながら、調査中とのことでした。
 しかし、総数とランプの種別がわかりましたので、LED化した際の大まかなコスト削減の試算は可能となりました。
 公園灯のような街路灯は一般的には、電力消費量によりクラス分けされ、月の料金は定額制となっています。ですので、電気料の試算は割と簡単です。
 私の試算では、
 まず、300W 水銀灯の電力契約種別は300〜400Wまでの契約に当たり、年間電気料金は23550円、
 このランプの明るさに相当するとみられるLED灯は80から100Wまでと想定できるので、年間電気料は6313円、
 23550−6313=17323円  1本当たり17323円の削減額、これが750本ですので
 17323×750本=約1300万円 年間電気料の予想削減額は約1300万円となります。
 この計算では変動する燃料調整費は考慮していませんので、実際はもう少し削減額が大きくなると思われます。
 また、LED灯となれば、ランプは約15年の寿命と見られますので、現在の年間にかかる電球代とその交換代は不要となります。
 つまり、1300万円とランプ交換費用の合計額よりもLED灯の年間リース代(750灯)が安くなれば、LED化がコスト的には可能となるはずです。
 道路灯LED100W相当の10年リースでの年間リース代は12000円ですので、仮にこの価格で試算すれば、12000円×750灯=9百万円が年間リース料と試算されますので、十分にコスト削減が可能と思われます。 

 今回はコストの調査が担当課で間に合わず、正確な試算が出来ず、LED化の結論は持ち越しとなってしまいました。

 しかし、すでにいくつかのLED灯は今年、サンプル品として提供してもらい、実験的に公園につけてもらっています。今のところ問題はないと聞いています。

 正確な電気料その他の調査が終わる9月議会でまたLED化の可能性について聞いてみたいと思っています。